いよいよ夏到来!!みなさん夏バテになられたりしていませんか?
先月の冒頭部分でもお伝えしましたが、今年は冷夏だそうですよ。
8月にはいってはや1週間。大阪は連日35度を超える猛暑日が続いています。
もう一度お伝えしますね。「今年の夏は冷夏だそうですよ」(笑)
さて、毎月お届けしている電気料金速報の9月分。
今月は7社が値下げ、2社が値上げ、1社据え置きとなりました。
令和元年9月は値下げ7社。
先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。
電力大手10社は30日、9月の電気料金を発表した。
火力発電所の燃料となる石炭や液化天然ガス(LNG)の価格下落が続いており、中部電力など7社が値下げする。
標準家庭の月額料金は前月比で11~96円安くなる。
正直もう少し値上げが進むかと思っていたのですが、意外と大丈夫でしたね。
9月の推移も原油よりLNGの下落がポイントに
それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。
【2019年9月 電気代の前月比】
●北海道電力:18円(値上げ)
●東北電力:52円(値下げ)
●東京電力:70円(値下げ)
●北陸電力:52円(横ばい)
●中部電力:96円(値下げ)
●関西電力:49円(値下げ)
●四国電力:18円(値上げ)
●中国電力:31円(値下げ)
●九州電力:11円(値下げ)
●沖縄電力:8円(値上げ)
ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…
【2019年8月 電気代の前月比】
●北海道電力:48円(値上げ)
●東北電力:34円(値下げ)
●東京電力:55円(値下げ)
●北陸電力:16円(値上げ)
●中部電力:83円(値下げ)
●関西電力:47円(値下げ)
●四国電力:16円(値上げ)
●中国電力:5円(値下げ)
●九州電力:23円(値下げ)
●沖縄電力:39円(値上げ)
沖縄と北海道は先月と同じく値上げになってしまいましたね。
今回の燃料費調整制度の推移は?
先月に引き続き、今回のポイントもLNG(液化天然ガス)です。
LNGの価格の下落が進んでいるため、使用量の多い電力会社については軒並み値下げとなっているようです。
また、どうやら石炭の価格も下落しており、こちらも値下げに一役買っているようです。
ちなみに7月の原油価格はほぼ横ばい。来月はそこまで変動がないかもしれない…こともないですね。
※今回、2019年9月分の電気料金については、2019年4月~2019年6月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。
10月は、いよいよ消費税増税の月。残念ながら電気代の上昇は避けれないでしょうね・・・