【電気料金速報】過去5年で最も高い!!前年比23%増

【電気代速報】過去5年で最も高い!!前年比23%増

5月とはいえ、大阪の本日の最高気温は27度の予想。

すでに半袖でも十分な気候になってきました。

この調子だと、今年の夏はどれだけ気温が上がるのか…と不安になってしまいますね。

そしてもう一つ不安なのが月々の電気料金。

すでに皆さんご存じかとは思いますが、過去にないペースで電気料金が上がり続けています。

 

東京電力が6月の電気料金を発表し、比較可能な過去5年間で最も高くなることがわかりました。標準家庭の1か月の電気代は1年前より2割以上、値上がりしています。
※出典:Yahooニュース 「5年間で最も高い」6月の電気代 前年比で23%増 県民の家計に打撃 山梨

 

1年前の2021年と比較し、23%ほどの値上がりとなるようです。
これは、比較できる過去5年の中で最も高い数値とのこと。
この分だと、今年の夏は大変なことになりそうです…

今後の推移について

高値の原因としては、ロシアのウクライナ侵攻による原油価格の上昇が最たる理由なのですが、円安の影響も大きいもと思われます。
なお、燃料費調整制度における原油価格の電気代への転化は3か月遅れで反映されます。
よって、ウクライナ関連による電気料金の影響は、来月あたりから反映されるかと思われます。

【電気料金速報】今年は平年並みの12月。気になる電気代は?

【電気料金速報】

気が付けば今年も残り2ヵ月。早いものですね。

コロナがどうにか終息しつつある今日、少しづつですが、以前と変わらない日常が戻りつつあるような気もしています。

これが、「気もしている」だけで終わらないことを、切に祈る毎日です。

さて、今月の電気料金速報についてです。

普段日常的に車に乗られるかたは重々ご存じかと思いますが、現在ガソリンの価格がかなり高騰しています。

私は結構車で移動するタイプの人間なんですが、日々のガソリン代が大変なことになっています。

ここまでお伝えすると、12月の電気代はどうなるか、ご想像するにたやすいのではないでしょうか?

 

2021年最後の電気代は?

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

2021年10月28日に公表された東京電力、関西電力、九州電力の大手電力会社の12月の家庭向け電気料金は、11月に比べて値上げとなることが分かりました。

東京電力では、12月分の電気料金は平均モデル(従量電灯B・30A、使用電力量260kWh/月等)で、11月分に比べて114円増です。

発表されていない他の地域についても、原油価格上昇の影響は避けられないものと思われます。

今回の燃料費調整制度の推移は?

先日石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国による「OPECプラス」の閣僚級会合がありました。

日米等各国より原油増産の依頼があったようですが、会議はわずか30分で終了。残念ながら増産は見送りとなりました。

会議の成り行きを見るに、しばらく電気料金が下落する事は残念ながらなさそうな雰囲気ですね。

 
先日我が家の近所では、灯油の移動販売車が巡回していました。

寒い冬が近づいてきていますが、電気代については昨年よりより一層冷え込む見込みとなりそうです。

【電気料金速報】需要が増える12月。増税後2か月目となる電気代の推移は?

【電気料金速報】増税の11月。やっぱり電気代は…

先日発生した台風19号。幸いにも関西にはそこまで大きな被害はありませんでしたが、関東を始め甲信越・東北地方の皆様には今もなお避難生活をされている方が多々いらっしゃるかと思います。

被災された皆様、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げるとともに少しでも早い復興を心よりお祈り申し上げます。

さて、11月分については消費税増税の影響を受け、すべての電力会社で値上げという結果になりました。

燃料調整費だけ見ると値下げだったんですが、今月はどのような感じになったのでしょうか?
 

2019年最後の電気代は?

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力の12月の家庭向け電気料金の見通しが21日、分かった。全10社が11月に比べて値下げとなる。

火力発電の燃料に使う液化天然ガス(LNG)などの価格下落を反映する。

LNGを原料とする大手都市ガス4社も値下げの見込みだ。

出典:徳島新聞 電気、ガス全社が12月に値下げ

なんと今月は10社すべてで値下げ。おまけにガス代も値下げのようです。

 

それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。

 

【2019年12月 電気代の前月比】
●北海道電力:59円(値下げ)
●東北電力:33円(値下げ)
●東京電力:32円(値下げ)
●北陸電力:41円(値下げ)
●中部電力:18円(値下げ)
●関西電力:13円(値下げ)
●四国電力:49円(値下げ)
●中国電力:52円(値下げ)
●九州電力:17円(値下げ)
●沖縄電力:84円(値下げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年11月 電気代の前月比】
●北海道電力:74円(値上げ)
●東北電力:102円(値上げ)
●東京電力:105円(値上げ)
●北陸電力:78円(値上げ)
●中部電力:118円(値上げ)
●関西電力:105円(値上げ)
●四国電力:116円(値上げ)
●中国電力:79円(値上げ)
●九州電力:93円(値上げ)
●沖縄電力:54円(値上げ)

 
沖縄電力は先月の増税分を吸収できていますね。

他の地域も金額が少ないエリアもありますが、値下げなのは本当にありがたいですね。

今回の燃料費調整制度の推移は?

ここ数か月ずっと取りあげているLNGの推移。原油価格も落ち着いていますが、ここ最近はLNGの価格の下落による影響が大きくなっています。

世界情勢を見るとエネルギー資源の価格上昇委つながりそうなネタもちらほらとありますが、幸いにも今のところは大きな火種になることもなく落ち着いています。

気になるのは今月末のイギリスのEU離脱関連についてですが、おそらくそこまでの影響はないものと考えています。

※今回、2019年12月分の電気料金については、2019年7月~2019年9月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

被災地では深夜の冷え込みが厳しくっている地域もあると聞いております。

体調など崩されないよう、くれぐれもご自愛下さい。

【電気料金速報】増税の11月。やっぱり電気代は…

【電気料金速報】増税の11月。やっぱり電気代は…

いよいよ増税まであと3日。ここまでくるとTVの報道番組も連日消費税増税のニュースを伝えていますね。

これだけ報道されていると、皆さんもすでに色々な知識をお持ちなんじゃないでしょうか?

以前の記事でもお伝えしましたが、残念ながら電気やガス・水道といったライフラインは税率が8%→10%に値上がりします。

10月分については経過措置により値上げを免れた電気代ですが、11月はそうもいきません。

皆さんが想像されている通り、10社すべてで値上げになります。

 

消費税増税による影響

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

ことし11月の電気とガスの料金は、消費税率の10%への引き上げが本格的に反映されることから、大手の電力会社とガス会社、合わせて14社すべてで値上げになります。

出典:NHK NEWS WEB 11月の電気ガス料金 消費増税で大手全社値上げ

大手10社が軒並み値上げになるのは9か月ぶりとのことです。

せっかくいい調子で値下げ傾向にあったんですが…仕方ないですね。

 

それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。

 

【2019年11月 電気代の前月比】
●北海道電力:74円(値上げ)
●東北電力:102円(値上げ)
●東京電力:105円(値上げ)
●北陸電力:78円(値上げ)
●中部電力:118円(値上げ)
●関西電力:105円(値上げ)
●四国電力:116円(値上げ)
●中国電力:79円(値上げ)
●九州電力:93円(値上げ)
●沖縄電力:54円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年10月 電気代の前月比】
●北海道電力:41円(値下げ)
●東北電力:44円(値下げ)
●東京電力:42円(値下げ)
●北陸電力:37円(値下げ)
●中部電力:42円(値下げ)
●関西電力:34円(値下げ)
●四国電力:44円(値下げ)
●中国電力:58円(値下げ)
●九州電力:25円(値下げ)
●沖縄電力:81円(値下げ)

 
2%、やっぱり大きいですね。

100円を超える変動は、そんなに頻繁に発生しないんですがね。

今回の燃料費調整制度の推移は?

原油価格は今年の1月にかなりの値下がりがあり、そこから5月にかけて少しづつ上昇。

6月からは下落傾向が続いています。

LNGや石炭も比較的低い水準で推移しており、実は燃料調整費の部分だけ見ると11月は「値下げ」です。

いかに「2%」という値が大きいのか、はっきりわかるデータとなりました。

※今回、2019年11月分の電気料金については、2019年6月~2019年8月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

せっかく値下がり傾向だったんですけどね…

来月は何事もなく値下げのお知らせができるといいんですがね。

気になる消費税増税。電気代への影響は?


実施まで1か月を切った消費税の増税。みなさん何かと対策をされている方も多いのではないでしょうか?

前回の5%→8%の時と比べてそこまで書き込み需要は多くないとの報道もありますが、実際のところはどうなんでしょうね?

 

先日、長年使用していた実家の洗濯機が故障。家電量販店で買い替えたのですが、配送が1週間以上先になるとのこと。

他にもディスカウントストアで消耗品を買いだめする人がTVで報道されてたりと、何かと影響はあるようですね。

 

さて、今回増税は非常にややこしい「軽減税率」なんですが、皆さん電気代はどのような税率になるかご存じですか?

今日はこのあたりについて、説明していきたいと思います。

 

残念ながら、水道光熱費の税率は10%

先に結論を言ってしまうと、電気代を含め水道・ガスなどライフラインの税率は10月1日より10%になります。

軽減税率は、「食品」と「新聞」が対象となります。ですので残念ながら電気代は10%となってしまうようです。

正直色々突っ込みたいポイントがあるんですが、とりあえず電気代に絞ってお話させていただきますね。

 

ただし、電気代・水道代・ガス代については経過処置が適応

経過処置については、ほとんどの大手電力事業者・ガス事業者等のHPで告知がされています。

参考に、東京電力エナジーパートナーさんのHPを見てみると…

消費税法および地方税法の一部改正により、2019年10月1日から消費税および地方消費税の税率が8%から10%に引上げられることに伴い、当社の電気料金、ガス料金およびその他サービス料金等を変更させていただきます。

 

電気料金およびガス料金の10月分のご請求金額については、消費税法上の経過措置により、10月分の料金に2019年9月30日以前のご使用期間が含まれるお客さまは消費税率8%が適用され、11月分の電気料金から消費税率10%が適用となります。

出典:東京電力エナジーパートナー 消費税率引上げに伴う各種料金の変更について

といった感じの告知がどの事業者のHPでもなされています。

簡単に言えば、増税による値上げは11月分からになりますよってことですね。

 
たかだか2%と思われている方は少ないかと思いますが、単純に自分の給料が2%引かれると考えるとやっぱり嫌ですよね。

来月の電気代速報も、残念なお知らせになりそうですね。

【電気料金速報】10月は軒並み値下げの電気代!?あれ、増税は!?

【電気料金速報】9月はおおむね値下げに!9月の電気料金速報

気が付けば8月も下旬。2019年も2/3が終わっちゃいそうな勢いですね。

最近TVで散々報道されている消費税増税の話。皆さんきちんと理解されてますか?

軽減税率が導入されますが、残念ながら電気代は軽減税率の対象外。

確実に電気料金は上がると思われている方も多いと思うんですが…

実は10月分については、ほとんどの方が増税されません。(一部除く)

実は、10月分については大手10社が軒並み値下げとなりました。
 

10月は消費税増税の影響が!?

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力の10月の家庭向け電気料金の見通しが19日、分かった。

全10社が9月に比べ値下げとなる。

火力発電の燃料に使う液化天然ガス(LNG)や石炭などの価格下落を反映する。

LNGを原料とする大手都市ガス4社も値下げの見込みだ。

出典:産経新聞 電気、ガス全社値下げ 10月、燃料費が下落

とりあえず増税の話はさておき、電気代については10社すべてで値下げとなります。

 

それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。

 

【2019年10月 電気代の前月比】
●北海道電力:41円(値下げ)
●東北電力:44円(値下げ)
●東京電力:42円(値下げ)
●北陸電力:37円(値下げ)
●中部電力:42円(値下げ)
●関西電力:34円(値下げ)
●四国電力:44円(値下げ)
●中国電力:58円(値下げ)
●九州電力:25円(値下げ)
●沖縄電力:81円(値下げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年9月 電気代の前月比】
●北海道電力:18円(値上げ)
●東北電力:52円(値下げ)
●東京電力:70円(値下げ)
●北陸電力:52円(横ばい)
●中部電力:96円(値下げ)
●関西電力:49円(値下げ)
●四国電力:18円(値上げ)
●中国電力:31円(値下げ)
●九州電力:11円(値下げ)
●沖縄電力:8円(値上げ)

 

正直、今月は全て値上げになると思ってました…

今回の燃料費調整制度の推移は?

原油価格はそこまで価格が下がったというわけではないのですが、このところ好調(?)なのがLNG(液化天然ガス)と石炭の価格。

調達コストの低下により、電気代も値下がりするというれしい結果になっています。

※今回、2019年10月分の電気料金については、2019年5月~2019年7月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

さて、いよいよ差し迫ってきた消費税増税のお話。

先に述べた通り、残念ながら電気代は軽減税率の対象外です。

契約されている内容にもよりますが、基本的に税率10%になるのは「11月請求分」からになります。
(なので今回の電気料金は「値下げ」で済んでるんですね)

詳細についてはまた別の機会にでも

【電気料金速報】9月はおおむね値下げに!9月の電気料金速報

【電気料金速報】9月はおおむね値下げに!9月の電気料金速報

いよいよ夏到来!!みなさん夏バテになられたりしていませんか?

先月の冒頭部分でもお伝えしましたが、今年は冷夏だそうですよ。

8月にはいってはや1週間。大阪は連日35度を超える猛暑日が続いています。

もう一度お伝えしますね。「今年の夏は冷夏だそうですよ」(笑)


さて、毎月お届けしている電気料金速報の9月分。

今月は7社が値下げ、2社が値上げ、1社据え置きとなりました。

 

令和元年9月は値下げ7社。

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電力大手10社は30日、9月の電気料金を発表した。

火力発電所の燃料となる石炭や液化天然ガス(LNG)の価格下落が続いており、中部電力など7社が値下げする。

標準家庭の月額料金は前月比で11~96円安くなる。

出典:時事通信社 9月電気料金、7社下げ=燃料安続く-電力10社

正直もう少し値上げが進むかと思っていたのですが、意外と大丈夫でしたね。

 

9月の推移も原油よりLNGの下落がポイントに

それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。

【2019年9月 電気代の前月比】
●北海道電力:18円(値上げ)
●東北電力:52円(値下げ) 
●東京電力:70円(値下げ) 
●北陸電力:52円(横ばい) 
●中部電力:96円(値下げ) 
●関西電力:49円(値下げ) 
●四国電力:18円(値上げ)
●中国電力:31円(値下げ)
●九州電力:11円(値下げ)
●沖縄電力:8円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年8月 電気代の前月比】
●北海道電力:48円(値上げ)
●東北電力:34円(値下げ)
●東京電力:55円(値下げ)
●北陸電力:16円(値上げ)
●中部電力:83円(値下げ)
●関西電力:47円(値下げ)
●四国電力:16円(値上げ)
●中国電力:5円(値下げ)
●九州電力:23円(値下げ)
●沖縄電力:39円(値上げ)

 

沖縄と北海道は先月と同じく値上げになってしまいましたね。

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

先月に引き続き、今回のポイントもLNG(液化天然ガス)です。

LNGの価格の下落が進んでいるため、使用量の多い電力会社については軒並み値下げとなっているようです。

また、どうやら石炭の価格も下落しており、こちらも値下げに一役買っているようです。

ちなみに7月の原油価格はほぼ横ばい。来月はそこまで変動がないかもしれない…こともないですね。

※今回、2019年9月分の電気料金については、2019年4月~2019年6月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

10月は、いよいよ消費税増税の月。残念ながら電気代の上昇は避けれないでしょうね・・・

【電気料金速報】いよいよ夏本番!!8月の電気料金は値上げ?値下げ?

】いよいよ反発スタート!?7月の電気料金速報

大阪の話ですが、6月は最高気温が30度を超える日が11日もあったそうです。

気温が25度以上の日を夏日と言うんですが、ほぼ全ての日が夏日だったため、エアコンのお世話になった方も多いんじゃないでしょうか?

ニュースを見てると、今年は冷夏だと言う話なんですが、この状況を見ているととても冷夏になるとは思えませんね。

さて、毎月お届けしている電気料金速報の8月分をお届けします。

結果は6社が値下げ、4社が値上げとなりました。

 

平成31年8月は値下げ6社。値上げが4社

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力10社のうち6社が8月の家庭向け電気料金を7月よりも値下げする見通しであることが19日、分かった。

火力発電の燃料である液化天然ガス(LNG)の価格下落が主因。LNGを原料とする大手都市ガス4社も値下げする見込みだ。

出典:産経スポーツ 8月電気料金を6社が値下げ LNG下落、ガス4社も

先月より始まった、一部地域での電気料金の値上げ。 先月の時点では、正直10社すべてが値上げになると思っていました。

 

8月の推移は原油よりLNGの下落がポイントに

それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。

【2019年8月 電気代の前月比】
●北海道電力:48円(値上げ)
●東北電力:34円(値下げ)
●東京電力:55円(値下げ)
●北陸電力:16円(値上げ)
●中部電力:83円(値下げ)
●関西電力:47円(値下げ)
●四国電力:16円(値上げ)
●中国電力:5円(値下げ)
●九州電力:23円(値下げ)
●沖縄電力:39円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年7月 電気代の前月比】
●北海道電力:37円(値上げ)
●東北電力:23円(値下げ)
●東京電力:34円(値下げ)
●北陸電力:7円(値上げ)
●中部電力:60円(値下げ)
●関西電力:34円(値下げ)
●四国電力:8円(値上げ)
●中国電力:0円(据置き)
●九州電力:12円(値下げ)
●沖縄電力:24円(値下げ)

 

北海道電力は2ヶ月連続の大幅値上げ。これにはきちんと理由があるんです…。

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

普段だと、原油価格の下落(もしくは上昇)による電気料金の増減が多かったのですが、今回のポイントはLNG(液化天然ガス)です。

先月もそうでしたが、LNGの価格が下がってきており、これにより原油価格の上昇分をカバーしてなお余ったといったところです。

残念ながら北海道電力は原油の使用量が多かったため値上げとなっていますが、多くの地域で値下げになったのはこのような理由からです。

ちなみに原油価格も5月に1度下がっており、今回の価格に影響を与えているようです。

なお、6月は上昇。7月もまだ数日ですが上昇傾向のようですね。

※今回、2019年8月分の電気料金については、2019年3月~2019年5月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

いよいよ電気使用量が増加する夏本番。

なんとかこのままのペースで推移してくれればいいんですけどね。

【電気料金速報】いよいよ反発スタート!?7月の電気料金速報

】いよいよ反発スタート!?7月の電気料金速報

先日は北海道で5月としては異例の猛暑日を観測。地球温暖化の一環なのでしょうが、自分が子供のころには考えられない出来事ですね。

私が小学生の頃はまだ家にエアコンが無く、真夏でも扇風機でなんとでもしのげる程度の暑さでした。

最近は北海道でのエアコンの普及が進んでるとの事。この調子だと今年の夏の消費電力は大変な事になりそうですね。

さて、前置きが長くなりましたが7月の電気料金速報をお届けします。

過去数回の記事で、もうすぐですよとお伝えしていた事がとうとう現実になってしまいました。

 

平成31年7月は値下げと値上げが半々に

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電力大手10社は30日、7月の電気料金を発表した。

火力発電所の燃料となる石炭や液化天然ガス(LNG)の価格低下を踏まえ、中部電力など5社が標準家庭の料金を6月に比べ12〜60円引き下げる。

※出典:EXCITEニュース
7月電気料金、5社下げ=石炭安など反映―電力大手10社

 

数か月前より予想していた値上げですが、いよいよ始まってしまいましたね。

今月は半々ですが、来月は…久々の10社全てが値上げの可能性もありそうです…

 

令和2度目の電気代は石油の消費量が決め手に

それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。

 

【2019年7月 電気代の前月比】
●北海道電力:37円(値上げ)
●東北電力:23円(値下げ)
●東京電力:34円(値下げ)
●北陸電力:7円(値上げ)
●中部電力:60円(値下げ)
●関西電力:34円(値下げ)
●四国電力:8円(値上げ)
●中国電力:0円(据置き)
●九州電力:12円(値下げ)
●沖縄電力:24円(値下げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年6月 電気代の前月比】
●北海道電力:46円(値下げ)
●東北電力:36円(値下げ)
●東京電力:65円(値下げ)
●北陸電力:25円(値下げ)
●中部電力:52円(値下げ)
●関西電力:29円(値下げ)
●四国電力:31円(値下げ)
●中国電力:63円(値下げ)
●九州電力:20円(値下げ)
●沖縄電力:57円(値下げ)

 

北海道電力など、発電に原油を多く使用している電力会社は軒並み値上げとなってますね。

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今年の1月よりお伝えしていた原油価格の上昇が、とうとう電気代に反映された形となりました。

LNGと石炭は値下がりしているくらいなんですが、原油による火力発電が多い地区(北海道電力や沖縄電力)は残念ながら値上げとなってしまっています。

過去にもお伝えしましたが、今年の1月より原油価格は上昇傾向にあります。先月は比較的おとなしい値動きだったのですが、米国の対イラク政策等懸念材料も多くあまり良い見通しは立てれそうにありません。

※今回、2019年7月分の電気料金については、2019年2月~2019年4月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

しかし、ホントにここ最近暑すぎませんか?

まだ6月に入ったばかりなんですが、熱中症にはくれぐれもお気を付けを。

【電気料金速報】筆者の予想を裏切り今月も値げ下‼6月の電気料金速報

【電気料金速報】まだまだ続く!?新年1発目の速報もやはり値上げで…

世間は史上最長の10連休のまっただ中。皆さんは連休を満喫されていますか?

人によっては普段と変わらずお仕事と言う方も多々いらっしゃるかと思います。

気が付けば時代は令和。何かお正月と同じような雰囲気漂う日本列ですが、お祝いムードに水を差すような事は言わなくて済みそうです。

6月の電気代ですが、大手10社全てで値下げのようですよ。
 

令和1回目の速報は全社値下げ

それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。

 

【2019年6月 電気代の前月比】
●北海道電力:46円(値下げ)
●東北電力:36円(値下げ)
●東京電力:65円(値下げ)
●北陸電力:25円(値下げ)
●中部電力:52円(値下げ)
●関西電力:29円(値下げ)
●四国電力:31円(値下げ)
●中国電力:63円(値下げ)
●九州電力:20円(値下げ)
●沖縄電力:57円(値下げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年5月 電気代の前月比】
●北海道電力:109円(値下げ)
●東北電力:44円(値下げ)
●東京電力:65円(値下げ)
●北陸電力:52円(値下げ)
●中部電力:18円(値下げ)
●関西電力:3円(値下げ)
●四国電力:63円(値下げ)
●中国電力:62円(値下げ)
●九州電力:11円(値下げ)
●沖縄電力:117円(値下げ)

 

平均してそこそこの金額が値下げになっていますね。正直先月の予想では何社かは値上げになると踏んでいたのですが…

正直嬉しい誤算でしたね。

今回の燃料費調整制度の推移は?

ここ数カ月の速報で、「来月は上がるかも・・・」なんて発言を続けていましたが、今月も大手10社は全て値下げになりました。

主な原因としては、原油及びLNGの調達価格が低かった事に起因します。

原油価格はここ数カ月上昇してきているのですが、今のところ調達コストは前機関と比較しマイナス。

LNGについてはここ数カ月比較的落ち着いた価格で推移しているため、6月についても全社値下が実現できたと言う状況になります。

※今回、2019年5月分の電気料金については、2019年1月~2019年3月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

原油価格について昨年10月~12月の期間、WTIの先物チャートで一気に30$ほど値下がりしました。10月時点での最高値が76$ほどですのでほぼ半額に暴落した事になります。

2,019年の1月から価格は上昇の一途をたどっていますが、まだ下落時の価格までには回復していません。

この辺りの急激な下落→緩やかな回復といった流れが、現在の電気代に大きく影響しているようです。

相変わらずアメリカの対イラン政策や中国との貿易戦争等、電気料金だけでなく世界経済に影響しそうなニュースが巷を騒がせています。

ちなみにトランプ大統領の支持率は、1月と比べて徐々に上昇しているらしく、このままいくと50%を超える可能性もあるのだとか。

イギリスのEU離脱問題もありますし、令和元年もしばらくごちゃごちゃしそうな感じですね。

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