【電気代値上げ】予想的中!?やっぱり今月も値上げのようです…

電気代UPに悩む女性

【電気代値上げ】予想的中!?やっぱり今月も値上げのようです…

気がつけば今年もあと2日ですね。

年内最後の更新くらい、明るい話題を書きたいんですが…

すみません、先日『東京電力エナジーパートナー』のHPに、2017年2月分電気料金の燃料費調整についての報告があったのでお伝えしますね。
結論から先に言いましょう。はい、「2017年2月の電気代も値上げ」です。

値上げの原因としては、いつもの「原燃料費調整(燃調)制度」という制度…ってそろそろ覚えていただけましたかね?(笑)

今回、2017年2月分の電気料金については、2016年の9~11月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

原油価格上昇が値上げの原因

OPECの石油生産量の減産が騒がれる中、石油価格がジワリジワリと上昇しています。

少し話がそれますが、ここ数週間ほどでガソリン価格が一気に上昇しているのに気がつかれている方も多いはず。

トランプ相場のせいで円安が進むのも原因の一つかと思いますが、日本の電気代に関しては2017年も明るい話題は今のところ見つかりそうにありませんね…

 

【2017年2月分電気代】2016年9月~11月平均の貿易統計価格

1klあたりの平均原油価格 30,282円
1tあたりの平均LNG価格 38,677円
1tあたりの平均石炭価格 7,988円

 

【2017年1月分電気代】2016年8月~10月平均の貿易統計価格

1klあたりの平均原油価格 29,275円
1tあたりの平均LNG価格 36,896円
1tあたりの平均石炭価格 7,385円

 

東京電力エナジーパートナーのHPに記載されている、2017年2月分・1月分に反映される貿易統計の値です。

先月は原油価格については安かったんですけどねぇ。見事に上昇しています…

 

今回の電気代値上げの金額は?

毎日新聞社によると、一般的な家庭での電気代の上昇幅はというと…

●北海道電力:41円
●東北電力:60円
●東京電力:67円
●北陸電力:37円
●中部電力:70円
●関西電力:54円
●四国電力:44円
●中国電力:65円
●九州電力:45円
●沖縄電力:73円

出典:毎日新聞社HP

沖縄・中部の70円台はちょっとビックリですね…

 

お気づきかと思いますが、ガス代も…

はい、値上げなんです…

ちなみに値上げ幅はというと…

●東京ガス:50円
●大阪ガス:52円
●東邦ガス:49円
●西部ガス:37円

先月も値上げは値上げだったんですが、もう少し少ない上げ幅だったんですよねぇ。

 

ちなみに毎月報告しているこの上昇幅。すべて前月比で記載させていただいております。

かれこれ数カ月上がり続けている電気代。この上昇幅をすべて加算しみると…

うん、悲しくなるのでとりあえず今日はやめておきますね…

 

新電力への影響は?

すでに新電力へ移行されている方も、ご自身でご契約されている会社の電気代がどうなるかは気になりますよね?

こちらも結論から言うと、「影響はあり、おそらく値上げされます」と、なります。

 

少し曖昧な表現で申し訳ないのですが、「原燃料費調整(燃調)制度」は大多数の新電力を提供する企業にも影響を与えます。

よって、ご契約されている企業にもよりますが、ほぼ同等の値上げになると想定されます。

ただし、新電力への移行に伴い削減された電気代はそのまま安くなっているはずですので、移行自体が電気代の負担増になることはないかと思います。

 

来年は明るい記事をいっぱい書きたいなぁ…

皆様、良いお年を

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【電気代値上げ】原発費用の増加に伴い電気代が値上げに!?

電気代UPに悩む女性

【電気代値上げ】原発費用の増加に伴い電気代が値上げに!?

冬到来で各地で雪の知らせが続々と届く中、気温だけじゃなく財布も寒くなるようなニュースが飛び込んできました。

そう、「また」電気代の値上げのお話です。ゴメンナサイ・・・

 

原発の費用増のせいで電気代が値上げに

車での移動中は結構AMラジオを流してるんですが、先日HNKのラジオを流していると毎時間こちらのニュースが報道されていました。

東京電力福島第一原子力発電所の廃炉費用などの負担の在り方などを検討する国の有識者会議が開かれ、経済産業省は、賠償や除染も含めた原発事故に関連する費用の総額が従来の倍の21兆円余りに膨らむという見通しを示しました。費用の一部は、電気料金の支払いを通じて国民が負担する形となります。

※出典:
原発事故費用 従来の2倍の21兆円余に膨らむ見通し

今までお国が動いた事業で、「予定より費用がかかりました~(笑)」みたいな話は山ほどあるので驚かないと言えば驚かないのですが。しかし、10兆違うとはね…(というか、予定より安くなったことを聞いたことがないですが…)

 

原発対策費用増加の金額

ちなみに、どんな作業にどれだけの金額が増加になったかというと

当初の金額 増額後の金額
廃炉に関する費用 2兆円 8兆円
賠償に関する費用 5.4兆円 7.9兆円
除染に関する費用 2.5兆円 4兆円
中間貯蔵に関する費用 1.1兆円 1.6兆円

桁数が大きすぎて我々庶民にはイマイチ実感がわきませんが。金額だけみると中間貯蔵に関する費用の増加が0.5兆円増と低くなっていますが、ちょっと冷静になって考えてみましょう。

0.5兆って5000億円ですよ?率に換算すると約50%のコスト増ですよ?
普通の会社なら、あり得ないことです。

 

実際にどのような形で電気代が増えるのか?

電気代の支払いを通じて私たち国民に費用の負担を求められるわけですが、実際にどのような形で電気代が増額されるのでしょうか?

実はこれ、東京電力管内だけの話ではなさそうなんです…

 

東京電力は、電気料金の値下げが無くなるかも!?

本来電力会社が利益を上げた場合、電気料金の値下げにつながります。

今回まずはこの点を見直し、本来値下げに使われる金額を原発処理費用に利用できるようにするとのこと。
つまり、東京電力を利用している方は原発処理が終わるまでは電気代が値下げされない可能性が!?

もちろん値上げはするでしょうから、他のエリアに比べて割高感がさらに高くなるかもしれませんね…

ちなみにこの制度で得た利益は、「廃炉」に関する費用に使われるようです。

 

原発を保有する他の電力会社も負担増に!?

さらに、賠償費用については東京電力のみならず、他の原発を保有する電力会社にも負担が求められます。

東京電力以外の電力会社で原発を保有している会社は2社。そう、関西電力と九州電力です。

ちなみに負担額は東京電力は1200億円ほど、関西電力は315億円、九州電力は169億円と差はありますが、関西電力・九州電力圏内の方にしてみたら納得のいかない所もあるかと思います。
だって、この負担は間違いなく「圏内の電力利用者」の負担になっているので…

 

なんと新電力の電気代にも影響が!?

今年の4月より開始された新電力事業(電力小売りの自由化)当サイトでもたびたび記事にしてきましたが値上げの波はこの新電力にも及びます。

現在、新電力に契約している方は賠償費用の一部を負担していない状態だったのが、今後は電気料金の不公平さをなくすため、新電力の事業者にも負担を求める方針に変更するとのこと。

 

ちなみに現状の試算で賠償総額が7兆9000億円。このうち新電力による負担額は2400億円程度になる模様です。

仮に新電力が40年かけて支払う場合、新電力を利用する世帯の電気代に月平均で18円ほど値上げされる計算に。

40年×12ヶ月×18円=8640円 が現状私達が支払う賠償額の補填金です。

 

はたしてこれで電気代の値上げは止まるのか?

これらの情報は国が発表したとはいえあくまで「試算」に過ぎず、今後賠償等の費用が高くなり、また電気の利用者の負担増になることは十分に考えられます。

例えば新電力が負担する賠償額について。

40年で計算した場合一月18円との事ですが

●賠償額の増加の可能性
●世帯の減少(少子高齢化)
●新電力業者自体の減少(倒産・事業撤退等)

少し考えただけでも色々な問題点があるかと思います。

今後も電気代の増加が想像される中、私達ユーザーは正しい知識を持ち、節電や使用電力量の削減に取り組む…と言うのが一番間違いない電気代の削減方法なのではないでしょうか?

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【電気代値上げ】ごめんなさい、今月も値上げのご報告です…

電気代UPに悩む女性

【電気代値上げ】ごめんなさい、今月も値上げのご報告です…

前回の報告では、

「石油の値段が下がってるので来月の電気代は安くなるかも~」

なんて言ってましたが。ごめんなさい、今月も電気代値上げのご報告です…m(_)m

 

値上げの原因としては、いつもの「原燃料費調整(燃調)制度」という制度のためです。

毎月読んでいただいてる方はもう覚えてらっしゃいますよね?(笑)

原燃料費調整とは、過去3ヶ月間の原料調達コストの平均価格を基に電気料金を調節する制度です。

2017年1月分の電気料金は、同年の7~10月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

一応補足しておくと、前回お伝えした原発事故に関する保障についての電気代値上げとはまた別のお話ですのであしからず。

 

今回の電気代値上げの原因は?

今回は原油・液化石油ガスの価格は下落。ここまでは僕が予想したとおりですね。

問題となったのが「液化天然ガス(LPG)」さらに石炭も値上げになっており、この2つの価格上昇が電気代の値上げに繋がったようです。

せっかくなんで、少し比較してみましょうか。

東京電力エナジーパートナーのHPに記載されている、2017年1月分に反映される3ヶ月分の貿易統計と2016年12月分の貿易統計を見てみると…

 

【2017年1月分電気代】2016年8月~10月平均の貿易統計価格

1klあたりの平均原油価格 29,275円
1tあたりの平均LNG価格 36,896円
1tあたりの平均石炭価格 7,385円

 

【2016年12月分電気代】2016年7月~9月平均の貿易統計価格

1klあたりの平均原油価格 29,881円
1tあたりの平均LNG価格 35,536円
1tあたりの平均石炭価格 7,205円

うん、結局平均取ると原料調達コストは上がっている…と。

わかっちゃいるんですが、勘弁してほしいですね…

 

今回の電気代値上げの金額は?

上記貿易統計は関東圏内の東京電力に関するデータですが、全国的に見ても1月の電気代は値上げの傾向にあるようです。

各電力会社の値上げ幅はというと…

●北海道電力:※5円の値下げ
●東北電力:23円
●北陸電力:2円
●東京電力:29円
●中部電力:44円
●関西電力:10円
●中国電力:18円
●四国電力:10円
●九州電力:18円
●沖縄電力:8円

北海道電力を除くすべての電力会社が値上げになっていますね。

 

なんとガス代も…

はい、値上げなんです…

ちなみに値上げ幅はというと…

●東京ガス:37円
●大阪ガス:38円
●東邦ガス:35円
●西部ガス:26円

こちらも電気代と同じく、燃料調達にかかるコスト増による値上げとなります。

 

OPECが減産合意したとの話もありますし、電気代・ガス代共にしばらくは値上げが続くかもしれませんね…

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【電気代値上げ】またまた値上げ!!電気料金の値上げにガス代も!?

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【電気代値上げ】またまた値上げ!!電気料金の値上げにガス代も!?

最近値上げの話ばっかりで申し訳ない気持ちになるですが、今回も光熱費の値上げのお話です。

今回対象となるのは東京電力・関西電力・中部電力・東北電力・中国電力・九州電力の6社の管轄するエリアです。

 

値上げの原因としては、いつもの「原燃料費調整(燃調)制度」という制度のためです。

何度かご説明していますが、電力会社は過去3ヶ月間の原料調達コストの平均価格を基に、電気料金を調節します。

12月分の電気料金は、同年の6~9月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

今回は該当期間で原油価格・液化天然ガス(LNG)が上昇、そのために原燃料調整費も上昇しているのが主たる原因です。

ただし、直近数カ月で言うと8月から上昇しだした原油価格が11月に入り下落しており、このままだと1月分の電気料金については安くなるかもしれませんね。

 

今回の電気代の値上げ額は?

いつもの通り一般的な家庭の電気料金という表現になりますが、12月の電気代の上昇額は以下のようになります。

●東京電力:36円
●関西電力:18円
●東北電力:18円
●中部電力:34円
●中国電力:5円
●九州電力:12円

うーん、来月は「今回は電気代が値下げになります!!」ってお伝えをしたいですね…

 

実はガス代も値上げになります

申し訳ないついでにもう一つ。実はガス料金も値上げになるようです。

都市ガス大手は全社で12月分のガス料金が値上げになります。実はこの値上げは2か月連続とのこと。

「大阪ガス」によると、平成28年12月検針分の一般ガス供給約款料金および選択約款料金に適用する
単位料金を平成28年11月検針分に比べて1m3につきプラス1.14円(税込)値上げ。

平均的な家庭の場合、月額料金(税込み)は、

【ガス代の前月比】
東京ガス:34円高い4530円
大阪ガス:37円高い5241円

そろそろ寒くなってきている今日この頃。需要が増えるこの時期の値上げはホント痛いですよね…

【電気代値上げ】残念ながら、10月から電気料金が値上げのようです

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【電気代値上げ】残念ながら、10月から電気料金が値上げのようです

今日は悲しいニュースのお知らせです。

タイトルの通りなんですが、10月の電気料金が残念ながら値上げになるとの発表がありました。

以下、日経新聞社WEBページの記事からの引用です。

 

 2016年初めに急激に進んだ燃料安が一服し、電気料金の値上げが鮮明になってきた。電力大手10社は30日、10月の電気料金を発表し、5社が燃料高を理由に値上げする。5社以上が値上げとなるのは15年11月分以来、11カ月ぶり。家庭や企業にとって電気料金が上がるうえ、燃料高は火力発電所の燃料費が高まるため、電力大手の収益も圧迫しそうだ。

出典:日本経済新聞/燃料高で電力5社値上げ 10月料金

 

燃料用の調達コストが価格に反映されるのは、以前の記事でもお伝えした通りなんですが…なにか、迅速に対応したような気もしないでもないですね(苦笑)

誤解のないように言うと、大手電力会社は「原燃料費調整(燃調)制度」という制度により、過去3ヶ月間の原料調達コストの平均価格を基に、電気料金を調節します。

10月の料金の場合、5~7月にかかった原料調達コストが対象となりますが、前月9月分の原料調達コストより6%ほど増加しており、この増加分が電気料金に反映される…と言う事です。

電気代が値上がりしても、電力会社はもうからない?

ただし、今回は…と言う条件付きではありますがね。

前回の電気料金値上げをお伝えする記事の時は、「温暖化対策にかかる税金」のための値上げでした。

つまり、「電気料金の値上げ」と言うよりは、「増税」ですね。

今回の件についても、単純に経費が上がっている分を値上げしているだけなので、電力会社の儲けが増えることは無いかと思います。

今回電気代が値上がりをする地域は?

日経新聞社によると、

  • 北海道電力
  • 北陸電力
  • 関西電力
  • 四国電力
  • 沖縄電力

の、5社。

さらに、九州電力は燃料調達費費を考えると値下げなのですが、件の「地球温暖化対策税」のおかげで実質の値上げです。

これから寒い冬に突入し電気使用量が増加する中、今年も家計簿との格闘は続きそうな感じですね…

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