少し前から政府が物価高対策による各種エネルギー価格の補助を導入する旨、各種メディアで報道がされていました。
本日、経済産業省より具体的な支援内容について発表があったので、お伝えさせていただきますね。
エネルギー価格の支援について
本件は令和7年4月に石破総理の記者会見内での発言がきっかけで実施されることとなりました。
実施される背景が、経産省のHPに載っていたのでご紹介させていただきますね。
令和7年4月22日、石破内閣総理大臣は、米国の関税措置を受けた対応にかかる記者会見のなかで、当面、「当分の間税率」いわゆる「旧暫定税率」の扱いについて、結論を得て実施するまでの間、足元の物価高にも対応する観点から、現行の燃料油価格激変緩和対策事業を組み直し、定額の価格引下げ措置を実施する旨、同様に、足元の物価高に対応する観点から、暑くなる夏への対応として、電力使用量が増加する7月、8月、9月の3か月について、電気・ガス料金支援を実施する旨、発表しました。
出典:エネルギー価格の支援について|経済産業省・資源エネルギー庁
●https://www.enecho.meti.go.jp/category/gekihen_lp/
正直なところ色々と気になる点はあるのですが、消費者目線で言うとエネルギー料金が下がることはうれしいことです。
では、具体的にどの程度下がるのか見てみましょう
具体的な支援額
上記経産省のHPには、電気料金だけでなくガスやガソリン小売価格も情報が掲載されていました。
せっかくなので、こちらもご紹介させていただきますね。
電気料金
低圧2.0円/kWh
高圧1.0円/kWh
低圧2.4円/kWh
高圧1.2円/kWh
都市ガス料金
8.0円/㎥
10.0円/㎥
ガソリン小売価格
各油種の補助額(定額)
ガソリン・軽油 10円/L
灯油・重油 5円/L
航空機燃料 4円/L
※ガソリン・軽油については、定額に達するまでの間は段階的に補助を増やしていきます。
電気代については、一般的な家庭で
8月:1,260円
7・9月:1,040円
ほどの負担減となるようです。
来月の電気料金速報がどうなるか、今から楽しみではありますね。