
梅雨の足音がそろそろ聞こえてきそうな6月。
連日の夏日(最高気温が25℃以上)に疲弊している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
気象庁の長期予報によると、今年の夏も平年より暑いなるとの事。
とはいうものの、毎年暑いと言われているのに、「平年より」ってどういう事なの?と感じてしまう今日この頃。
今年は去年より暑いって意味であってるんでしょうかね?
…あまり考えたくはないのですが(苦笑)
では、そろそろ本題へ。
7月は9社値下げで1社据え置き
先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。
ことし7月に請求される電力大手10社の電気料金は、火力発電の燃料価格の下落が続いていることから、10社のうち9社で値下がりとなりました。
先月の速報で「しばらくは値下がり傾向かも?」とお伝えしましたが、その通りの結果になりましたね。
それでは具体的な金額を見て見ましょう。
【2025年7月 使用量が平均的な家庭での電気代前月比】
電力会社 | 最新料金 | 前回料金 | 差額(前回比) |
---|---|---|---|
北海道電力 | 9,413円 | 9,505円 | -92円 |
東北電力 | 8,719円 | 8,857円 | -138円 |
東京電力 | 8,852円 | 8,979円 | -127円 |
中部電力 | 8,595円 | 8,764円 | -169円 |
北陸電力 | 7,639円 | 7,738円 | -99円 |
関西電力 | 7,791円 | 7,791円 | ±0円 |
中国電力 | 8,310円 | 8,453円 | -143円 |
四国電力 | 8,439円 | 8,643円 | -104円 |
九州電力 | 7,594円 | 7,671円 | -77円 |
沖縄電力 | 9,361円 | 9,556円 | -195円 |
今回の電気料金上昇の原因は?
今回の値下げの背景には、火力発電所の燃料となるLNG(液化天然ガス)や石炭の価格が減少したことが原因です。
ここ最近は値下げ傾向が続いていて、良い感じですね。
※今回、2025年7月分の電気料金については、2025年2月~2025年4月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。
ちなみに今回の指標には、政府が発表した夏期の電気料金補助は含まれておりません。
7月検針分にはこの補助が適用されるため、実際の請求額は上記表よりもさらに500~600円程度安くなる見込みです。
●政府の夏季電気料金補助金(7~9月使用分)として、月500kWh使用の家庭で
7月・9月:2.0円/kWh → 約520円補助
8月:2.4円/kWh → 約624円補助
色々と言いたいことはありますが、電気代が下がること自体は喜ばしいことですね。
それでは、次回の速報をお楽しみに。