
先月の速報で、「12月段階での長期予報では、今年の冬は平年並み」と、お伝えさせていただきました。
にもかかわらず大阪でも降雪が観測される日が多数あり、東北や北陸といった地域では豪雪による被害を報道するニュースも。
個人的には「平年並みってこんな降ったかなぁ?」という印象ですが、皆さんはどうお感じになられましたか?
そろそろ春の到来を感じさせる日も増えてきた今日この頃。いきなり気温が下がる日もあるようなので油断は禁物
体調の崩しやすい時期なので、皆さんも十分注意してくださいね。
では、そろそろ本題へ。
残念ながら10社全てで大幅値上げ
先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。
大手電力10社と大手都市ガス4社が27日発表した3月使用分(4月請求)の標準家庭向け料金は、全社で前月に比べて値上がりする。
出典:YAHOO JAPANニュース 電気とガス代、全社値上がり 3月使用分、補助金の縮小で
●https://news.yahoo.co.jp/articles/3f44f60cd49d214981d471f4273a2806e2583927
予想はしていたのですが、やはりガツンと値上げの方向ですね…
それでは具体的な金額を見て見ましょう。
【2025年4月 使用量が平均的な家庭での電気代前月比】
●北海道電力:9,155円 +301円(値上げ)
●東北電力:8,485円 +366円(値上げ)
●東京電力:8,595円 +377円(値上げ)
●北陸電力:7,406円 +294円(値上げ)
●中部電力:8,379円 +411円(値上げ)
●関西電力:7,326円 +312円(値上げ)
●四国電力:8,197円 +333円(値上げ)
●中国電力:8,103円 +346円(値上げ)
●九州電力:7,223円 +302円(値上げ)
●沖縄電力:9,232円 +375円(値上げ)
今回の電気料金上昇の原因は?
今回の大幅値上げは単純明快。政府が1月から導入した補助金の金額が「縮小」されたからです。
そう、「廃止」ではなく縮小です。
来月からは「縮小」された補助金も「廃止」になりますので、より一層の値上げが想定されます。
ちなみにLNG等の燃料相場も上昇していますので、火力発電に依存度の高い地域では更なる値上げも…
※今回、2025年2月分の電気料金については、2024年9月~2024年11月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。
最近は比較的暖かい日もあるので、電気の使用量は減ってきてるのは間違いないのですが…
来月の速報も、あまり良い報告はできそうにありませんね…