今年も気が付けば12月。本当に月日が経つのが早く感じるようになりました(苦笑)
天気予報によると、暖冬だった去年と比べ、今年は平年並みの寒さとのこと。
ラニーニャ現象の影響で、日本海側を中心に大雪になる可能性もあるのだとか。
寒いということだと、職業上どうしても電気代が気になってしまいますね。
さて、今月の電気料金速報ですが、以外にも9社が下落、1社は据え置きということになりました。
今回の原因はLGNだけではなく…
先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。
大手電力10社は28日、1月請求分(12月使用分)の電気代を発表した。火力発電の燃料に使う液化天然ガス(LNG)や石炭の輸入価格が下がっていることなどから、関西電力を除く9社で値下げとなる。平均的な使用量に基づくと12月請求分よりも5〜104円安くなる。
出典:日本経済新聞社 1月電気代、9社が5〜104円値下げ 燃料価格下落で
●https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC287RB0Y4A121C2000000/
値下げの報告っていつぶりになるんだろう…久しくお届けできていなかったのでうれしい限りですね。
それでは具体的な金額を見て見ましょう。
【2024年12月 使用量が平均的な家庭での電気代前月比】
●北海道電力:9,426円 -67円(値下げ)
●東北電力:8,730円 -52円(値下げ)
●東京電力:8,821円 -47円(値下げ)
●北陸電力:7,659円 -42円(値下げ)
●中部電力:8,559円 -67円(値下げ)
●関西電力:7,664円 +0円(据え置き)
●四国電力:8,491円 -52円(値下げ)
●中国電力:8,371円 -60円(値下げ)
●九州電力:7,548円 -5円(値下げ)
●沖縄電力:9,463円 -104円(値下げ)
今回の電気料金上昇の原因は?
今回の値下げは、原料となるLNG(液化天然ガス)や石炭の調達コストが減少したのが原因です。
正直なところ少し意外な気もしたのですが、このままの調達コストが減少することを祈るばかりです。
ちなみにガスについても、大手4社全てで値下がりとのことです。
※今回、2025年1月分の電気料金については、2024年7月~2024年9月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。
先月お伝えした政府の補助金政策ですが、来年1月使用分から3月まで、1kwあたり2.5円の補助が入る予定とのことです。
ざっと計算すると、一般家庭で575~650円程度の値下げでしょうか。
料金が安くなること自体は喜ばしいのですが、政府には一時的な処置ではなく継続的な価格下落につながる政策を期待したいですね。