九州電力の英断!!電気料金削減を表明

九州電力の英断!!電気料金削減を表明
前回の記事の最後にお伝えしていましたね。

そうなんです、この値上げの4月と呼ばれる時期に、電力大手10社の中で唯一値下げに踏み切る会社があるんです!!
(※燃料調整の変動による価格変化は除きます)

地元の方はご存知の方も多いかと思いますが、どうやら九州電力が電気料金の値下げに踏み切るようです。

九州地区に朗報!!九州電力値下げ

Yahooニュースに、以下のような記事が掲載されていましたのでご紹介します。

食品や観光施設などの“値上げの春”が訪れている。そんな中、九州経済界の雄は、強力な“武器”を引っ提げて攻めに転じようとしている。

九州電力は4月1日からの電気料金の値下げに踏み切った。値下げ幅は平均で1.09%とわずかだが、約11年ぶりの決断である。

※出典:Yahoo!JAPAN ニュース
九州電力が「値上げの春」にあえて電気料金を値下げする理由

率にして約1%、電力量料金単価を値下げします。基本料金はそのまま、電気を使用した分の費用の約1%が値下げになる計算です。

具体的な金額は?

では、具体的な金額をお伝えしましょう。

以下、九州電力のHPに、今回の値下げに関する報告があり、そちらのデータになります。

料金プラン 電気料使用量概算 電気料金単価(1kWhあたり)
従量電灯B 30A/250kWh 6,620円 → 6,548円(72円安)
スマートファミリープラン 30A/350kWh 9,351円 → 9,250円(101円安)
電化でナイト・セレクト 6kw/610kWh 14,157円 → 13,980円(177円安)

ちなみに昨年関西電力が値下げした時は、平均で5.36%ほどの値下げに。

一般家庭の電気代だと、月額226円ほどの値下げになったようです。

それを基準に考えると少し物足りない気もしますが値下げが嬉しい事には変わりありませんよね。

なぜ、この時期に値下?

公式HPの読むと、2018年7月に玄海・川内の原子力発電所が再稼働し現在も安定して稼働していると言う事。

それに伴い経営効率化の取組状況を踏まえ…との事ですが、どうやらそれだけが原因ではないようです。

やはり一番の原因は、電力自由化による顧客流出で経営状況が悪化。これ以上の顧客流出を防ぐため…といった理由なのではないでしょうか。

そもそも九州電力は他の大手10社と比較してもかなり電気料金が安い地域。(そのせいで経営状態が悪かったのかもしれませんが)

そんな事情もあり、九州電力は値下げには慎重だったのですが、そうも言ってられない状況になった…と言ったところでしょうか。

ここ最近は燃料調整費も低い水準に落ち着いていますし、この流れが続くといいんですけどね。

余談ですが、4月1日と言えばエイプリルフール…もそうですが、新元号が発表される日のようですね。
いよいよ平成が終わってしまう日が来ちゃうんですねぇ。

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