仮想通貨。最近のニュースで耳にしない日は無いのではないでしょうか?
昨今のBITコインが乱高下したニュースや、コインチェックの580億円相当の流出事件、フェイスブック社の仮想通貨慣例事業者の広告禁止など、毎日何かしらのネタが特に意識しなくても入ってくるような状況です。
一見まったく関係の無いように思える仮想通貨と電気。ところが最近のニュースをよーく見て見ると、意外な所で関係があったりする記事も見受けられます。
今回は、皆さんが知らない仮想通貨と電気の関係をお伝えしたいと思います。
Coincheckでんき
約580億円もの仮想通貨を流出させた仮想通貨取引所、Coincheck(コインッチェック)皆さんも名前くらいは聞いた事があるのではないでしょうか?
以前は「出川哲郎さんがCMをしている」ので、ご存じの方も多いかと思います。
なかなかインパクトのあるCMを流していたCoincheck(コインッチェック)ですが、なんと新電力事業にも参入していたようです。
Coincheckでんきの概要
ここで、簡単にCoincheckでんき概要を説明すると
1:決済方法に仮想通貨のBITコインが使える
もちろん専用の口座開設等若干面倒なことはあるようですが、現金ではなくBITコインで毎月の電気代を支払う事により、1~7%ほど電気料金が安くなるようです。
2:月額利用料に応じて、BITコインでキャッシュバック
電気料金や支払い方法は今までと同じですが、利用料金に対して1~7%ほどビットコインでのキャッシュバックが受けられるプランです。
これら2つが軸になっているようです。
確かに今話題の仮想通貨であるBITコインが電気を利用するだけで貰えるなら、魅力がある商品かもしれませんね。
しかし、先日以下のようなニュースが報道されていました。
コインチェックの仮想通貨流出が、電気料金の支払いに飛び火した。
「NEM」およそ580億円相当が流出した、仮想通貨取引所のコインチェックは、電気料金のビットコイン決済を停止すると発表した。
丸紅グループと提携しているようですし、潜在的なニーズも多そうな商品でもあるのでこれだけの不祥事を起こしてもなかなか停止とまではいかないのでしょうね。
以前はCoincheck社の仮想通貨は出金が出来なくなっている時期もありましたが、現在は問題なく出金することが可能なようです。
世界はキャッシュレスの時代へ
最近の世界情勢では、高額の紙幣の発行を抑制する流れが加速しているようです。
日本ではまだまだ現金で買い物をする人が大多数かと思いますが、クレジットカードや電子マネー等、着実にキャッシュレスの時代は近づいてきていると思われます。
今回の仮想通貨流出事件は、システムや法制度・業界ルールの整備等市場が未成熟なために発生したものであり、今後は少しづつではありますが安全性は向上し、普及もしていくかと思います。
今後は「円」だけでなく、色々な仮想通貨で電気代を支払うのが当たり前の時代が来るかもしれませんね。