気が付けばもう9月。まだ8月と勘違いしそうな残暑が続いていますが、皆さん体調を崩されたりしていませんか?
8月に比べ、幾分暑さは和らいできていると感じてはいるのですが、当分はエアコンのお世話にならざるを得ない状況が続きそうです。
そんな残暑が厳しい9月、お財布にも厳しいニュースが飛び込んできました。
今回の原因もLNG
先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。
ことし10月に請求される電力大手10社の電気料金は、火力発電の燃料となるLNG=液化天然ガスなどの輸入価格が上昇したことから、10社中8社で値上がりします。
LNGを原料とする大手都市ガス4社も値下げの見込みだ。
出典:NKH 10月の電気料金 大手10社中8社値上がり LNGなど輸入価格上昇で
●https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240829/k10014563911000.html
残念ながら、10月の電気代については大手10社中8社で値上げ(残り2社は据え置き))となるようです。
それでは具体的な金額を見て見ましょう。
【2024年10月 使用量が平均的な家庭での電気代前月比】
●北海道電力:8,654円 +30円(値上げ)
●東北電力:7,802円 +37円(値上げ)
●東京電力:7,864円 +46円(値上げ)
●北陸電力:6,838円 +11円(値上げ)
●中部電力:7,628円 +78円(値上げ)
●関西電力:6,624円 0円(据え置き)
●四国電力:7,471円 +16円(値上げ)
●中国電力:7,571円 +58円(値上げ)
●九州電力:6,556円 0円(据え置き)
●沖縄電力:8,649円 +44円(値上げ)
今回の燃料費調整制度の推移は?
いつも通りといえばそれまでなのですが、今回もLNG(液化天然ガス)と石炭の輸入コスト高が値上げの原因です。
LNGについては今年の5月に一旦価格が下がったのですが、そこから少しづつ上昇が続いている状況です。
※今回、2024年10月分の電気料金については、2024年5月~2024年7月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。
気温が落ち着いてくれれば電気使用量も減少するので、体感的にはそこまで値上げを感じないかもしれません。
出来れば冬までにはもう少し値下がりしてくれればよいのですが…