いよいよ増税まであと3日。ここまでくるとTVの報道番組も連日消費税増税のニュースを伝えていますね。
これだけ報道されていると、皆さんもすでに色々な知識をお持ちなんじゃないでしょうか?
以前の記事でもお伝えしましたが、残念ながら電気やガス・水道といったライフラインは税率が8%→10%に値上がりします。
10月分については経過措置により値上げを免れた電気代ですが、11月はそうもいきません。
皆さんが想像されている通り、10社すべてで値上げになります。
消費税増税による影響
先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。
ことし11月の電気とガスの料金は、消費税率の10%への引き上げが本格的に反映されることから、大手の電力会社とガス会社、合わせて14社すべてで値上げになります。
大手10社が軒並み値上げになるのは9か月ぶりとのことです。
せっかくいい調子で値下げ傾向にあったんですが…仕方ないですね。
それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。
【2019年11月 電気代の前月比】
●北海道電力:74円(値上げ)
●東北電力:102円(値上げ)
●東京電力:105円(値上げ)
●北陸電力:78円(値上げ)
●中部電力:118円(値上げ)
●関西電力:105円(値上げ)
●四国電力:116円(値上げ)
●中国電力:79円(値上げ)
●九州電力:93円(値上げ)
●沖縄電力:54円(値上げ)
ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…
【2019年10月 電気代の前月比】
●北海道電力:41円(値下げ)
●東北電力:44円(値下げ)
●東京電力:42円(値下げ)
●北陸電力:37円(値下げ)
●中部電力:42円(値下げ)
●関西電力:34円(値下げ)
●四国電力:44円(値下げ)
●中国電力:58円(値下げ)
●九州電力:25円(値下げ)
●沖縄電力:81円(値下げ)
2%、やっぱり大きいですね。
100円を超える変動は、そんなに頻繁に発生しないんですがね。
今回の燃料費調整制度の推移は?
原油価格は今年の1月にかなりの値下がりがあり、そこから5月にかけて少しづつ上昇。
6月からは下落傾向が続いています。
LNGや石炭も比較的低い水準で推移しており、実は燃料調整費の部分だけ見ると11月は「値下げ」です。
いかに「2%」という値が大きいのか、はっきりわかるデータとなりました。
※今回、2019年11月分の電気料金については、2019年6月~2019年8月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。
せっかく値下がり傾向だったんですけどね…
来月は何事もなく値下げのお知らせができるといいんですがね。