このニュースを見た瞬間、思わず目を疑っちゃいましたね(笑)
いきなり結果をお伝えしちゃいますが、11月の電気料金は大手10社全てで値下げになる模様です。
11月の電気代はなんと全社で値下げ!!
本日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。
大手電力10社が、11月の電気料金を前月比で一斉に引き下げることが20日、分かった。
火力発電の燃料となる原油や液化天然ガス(LNG)の価格下落を反映し、標準家庭で20~40円程度の値下げになる見通し。
全社が下げるのは2016年7月以来、1年4カ月ぶり。
1年4ヶ月ぶりですか~。全社値下なんて出来事が過去にもあった事自体がある意味びっくりだったんですが(笑)
まぁ、昨年の上昇傾向を見てきた私にとっては、本当に驚きましたね。
では、詳しい値動きを見て見ましょう。
11月の電気代の値上げ幅は?
今回は、大手10社すべてで値下げになります。
では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。
【2017年11月 電気代の値下げ幅】
●北海道電力:-30円(値下げ)
●東北電力:-23円(値下げ)
●東京電力:-28円(値下げ)
●北陸電力:-23円(値下げ)
●中部電力:-20円(値上げ・見込)
●関西電力:-20円(値上げ・見込)
●四国電力:-23円(値下げ)
●中国電力:-31円(値下げ)
●九州電力:-20円(値下げ・見込)
●沖縄電力:-41円(値下げ)
※金額は2017/9/20時点での見込みになります。
ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…
【2017年10月 電気代の値下げ幅】
●北海道電力:-32円(値下げ)
●東北電力:横ばい
●東京電力:-5円(値下げ)
●北陸電力:-19円(値下げ)
●中部電力:+13円(値上げ)
●関西電力:+5円(値上げ)
●四国電力:-16円(値下げ)
●中国電力:-5円(値下げ)
●九州電力:-5円(値下げ)
●沖縄電力:-32円(値下げ)
中部・関西・九州の3社についてはまだ明確な数値が確定していないのですが、おおよそ20円ほどの値下げになる見込みです。
北海道・沖縄については連月の大幅値下げ。なお、3ヶ月前も両電力会社は値下げしています。
この傾向がしばらく続くといいんですけどね。
今回の燃料費調整制度の推移は?
今回の値下げについても、燃料調整費の調整が原因となっています。
前回もお伝えしましたが、原油価格については下落傾向が続いています。これはあくまで今回の燃料調整費の対象となる期間(2017年6月~8月)の話であり、現状は少しづつではありますが値上がり傾向にあるようです。
しかしLNG(液化天然ガス)についての価格が下落、コレが今回の電気料金の全社値下げに大きく貢献したというわけです。
※今回、2017年10月分の電気料金については、2017年6月~2017年8月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。
余談と言えば余談なのですが、大手都市ガス4社の12か月連続での値上げもついにストップしました!!
寒くなれば当然ガスの使用量も増えるでしょうし、これは嬉しいニュースですね!!