今日で仕事納めと言う方も結構いらっしゃるんじゃないですかね?
早いもので、2017年もあと3日で終わり。毎月お届けしている電気代速報も、本年は今回で最後です。
さて、2018年2月の電気代は、どのような感じなのでしょうか?
2月も1月同様値上げする会社が
先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。
電力大手全10社のうち9社が、来年2月の家庭向け電気料金を1月よりも値上げする見通しであることが18日分かった。
燃料となる原油や石炭の価格が上昇したのが主因で、中部電力のみ横ばい。
いよいよ来たか…って感じですね。
ここ最近ずっと値下傾向だったんですけど、冬本番となる2月に値上げとは困ったものです。
では、詳しい値動きを見て見ましょう。
1月の電気代の値上げ幅は?
今回は、9社が値上げ、1社が横ばいです。
では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。
【2018年2月 電気代の値下げ幅】
●北海道電力:62円(値上げ)
●東北電力:36円(値上げ)
●東京電力:19円(値上げ)
●北陸電力:29円(値上げ)
●中部電力:0円(横ばい)
●関西電力:5円(値上げ)
●四国電力:47円(値上げ)
●中国電力:39円(値上げ)
●九州電力:20円(値上げ)
●沖縄電力:73円(値上げ)
ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…
【2018年1月 電気代の値下げ幅】
●北海道電力:43円(値上げ)
●東北電力:11円(値上げ)
●東京電力:0円(横ばい)
●北陸電力:29円(値上げ)
●中部電力:-13円(値下げ)
●関西電力:-5円(値下げ)
●四国電力:29円(値上げ)
●中国電力:31円(値上げ)
●九州電力:10円(値上げ)
●沖縄電力:57円(値上げ)
やはり、上昇傾向が明確に現れ出しましたね。
しばらくこんな感じで上昇傾向が続くのではないでしょうか?
今回の燃料費調整制度の推移は?
今回の値下げについても、燃料調整費の調整が原因となっています。
LNG(液化天然ガス)の価格はここ数カ月落ち着いており、おかげで2月のガス代については据え置きもしくは値下げと言った形になっています。
ただし、値上がり傾向にあった石油の影響を受け、ここ2ヶ月は電気代が値上げとなっているようです。
街のガソリンスタンドを見て見ると、ガソリン価格の上昇は一旦落ち着いた感じのようです。
とはいえまだまだ油断はならない状況ではあるんですけどね。
※今回、2018年2月分の電気料金については、2017年10月~2017年12月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。
さて、来年はこの業界に明るいニュースであふれる事を祈りつつ。
また来年もよろしくお願いいたします。