世間は史上最長の10連休のまっただ中。皆さんは連休を満喫されていますか?
人によっては普段と変わらずお仕事と言う方も多々いらっしゃるかと思います。
気が付けば時代は令和。何かお正月と同じような雰囲気漂う日本列ですが、お祝いムードに水を差すような事は言わなくて済みそうです。
6月の電気代ですが、大手10社全てで値下げのようですよ。
令和1回目の速報は全社値下げ
それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。
【2019年6月 電気代の前月比】
●北海道電力:46円(値下げ)
●東北電力:36円(値下げ)
●東京電力:65円(値下げ)
●北陸電力:25円(値下げ)
●中部電力:52円(値下げ)
●関西電力:29円(値下げ)
●四国電力:31円(値下げ)
●中国電力:63円(値下げ)
●九州電力:20円(値下げ)
●沖縄電力:57円(値下げ)
ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…
【2019年5月 電気代の前月比】
●北海道電力:109円(値下げ)
●東北電力:44円(値下げ)
●東京電力:65円(値下げ)
●北陸電力:52円(値下げ)
●中部電力:18円(値下げ)
●関西電力:3円(値下げ)
●四国電力:63円(値下げ)
●中国電力:62円(値下げ)
●九州電力:11円(値下げ)
●沖縄電力:117円(値下げ)
平均してそこそこの金額が値下げになっていますね。正直先月の予想では何社かは値上げになると踏んでいたのですが…
正直嬉しい誤算でしたね。
今回の燃料費調整制度の推移は?
ここ数カ月の速報で、「来月は上がるかも・・・」なんて発言を続けていましたが、今月も大手10社は全て値下げになりました。
主な原因としては、原油及びLNGの調達価格が低かった事に起因します。
原油価格はここ数カ月上昇してきているのですが、今のところ調達コストは前機関と比較しマイナス。
LNGについてはここ数カ月比較的落ち着いた価格で推移しているため、6月についても全社値下が実現できたと言う状況になります。
※今回、2019年5月分の電気料金については、2019年1月~2019年3月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。
原油価格について昨年10月~12月の期間、WTIの先物チャートで一気に30$ほど値下がりしました。10月時点での最高値が76$ほどですのでほぼ半額に暴落した事になります。
2,019年の1月から価格は上昇の一途をたどっていますが、まだ下落時の価格までには回復していません。
この辺りの急激な下落→緩やかな回復といった流れが、現在の電気代に大きく影響しているようです。
相変わらずアメリカの対イラン政策や中国との貿易戦争等、電気料金だけでなく世界経済に影響しそうなニュースが巷を騒がせています。
ちなみにトランプ大統領の支持率は、1月と比べて徐々に上昇しているらしく、このままいくと50%を超える可能性もあるのだとか。
イギリスのEU離脱問題もありますし、令和元年もしばらくごちゃごちゃしそうな感じですね。