全く明るい情報が無い中お伝えするのも大変心苦しいのですが、残念ながら2022年3月の電気代についても、大幅な値上がりとなりそうです。
3月も電力大手10社全てで値上げに
電力大手10社は先ほど、2022年3月の電気料金を発表し、標準家庭のケースで東京電力が283円、中部電力が292円、関西電力が55円上昇するなど、9社が値上げすることが分かった。
※出典:FNNプライムオンライン
【速報】3月の電気・ガス料金上昇続く 電力3社は値上げ上限に
東京電力の283円に比べ、関西電力の55円というのは少ないような気がしませんか?
実は毎回お伝えしている燃料調整費ですが、実は電力会社があらかじめ設定している基準価格の1.5倍までしか転嫁することが出来ません。
先月は北陸電力が上限に達していましたが、それに加え今月は関西電力及び中国電力も上限に達したようです。
つまり、「本来はもっと上げたかったけど、上げる事が出来なかった」ために55円で済んでいるという事になります。
今回の燃料費調整制度の推移は?
1バレル当たりの原油価格は7年ぶりの高値水準という異常事態。
ウクライナ問題の影響もあり、正直なところしばらくは高い水準で推移するものと思われます。
3月にはエアコンの使用量も落ち着いてくるとは思いますが、多少の節電程度では補えないかもしれませんね…