寒波到来!!体もお財布もあったまる賢い暖房の使い方 その2

寒気到来!!体もお財布もあったまる賢い暖房の使い方 その1

寒くなってきましたね~というお話をさせていただいた前回。暖冬とはいえ北海道や北陸など一部地域は大荒れの日もあり、いよいよ冬本番といった気候になってきました。

と言うわけで今回は賢い暖房の使い方シリーズ第二弾。暖房の光熱費についてお話していきたいと思います。

 

ストーブ・ファンヒーターの電気代

一口にストーブと言っても様々な種類があります。

今回は、メジャーな「ファンヒーター」・「石油」の2種類の光熱費を比較したいと思います。

今回比較対象としている機器は、価格.comにてこの記事を執筆段階(2024年12月)での売れ筋商品である製品をチョイスしました。

 

石油ストーブの光熱費

ストーブと言えばコレ。やっぱり石油でしょう!!って思うのはもう古い人間なんですかね…

僕が子供のころにはまだまだ石油ストーブは現役で、やかんでお湯をわかしたりさつまいも焼いたりと大活躍だったんですが。最近石油ストーブはめっきり見なくなりましたね。

価格.comのランキングでもあまり商品自体見かけない事を考えると、やはりストーブ自体が時代の流れに押されてあまり売れなくなってるのかもしれませんね。

今回比較の対象となるのはコロナSX-E3524WY。取扱説明書を確認してみると、時間当たりの燃料消費量は0.279 L/h。

ガソリン・灯油情報NAVI調べによると、大阪府の灯油の店頭販売価格の平均は、12月12日の段階で18リットルで2,124円。

これらの情報を元に、石油ストーブの1時間当たりの光熱費を計算してみると

2124円 ÷ 18リットル × 0.337リットル/時 = 39.76円

燃料が高騰している昨今から考えると、なかなか優秀な数値に。

ただ、前回調査委した時と比べると、灯油価格が高騰してるため、倍近くコストが上昇しているんですよね…

 

ファンヒーターの電気代

ファンヒーターはDyson Purifier Hot + Cool Gen1 HP10をチョイス。

空気清浄機能付きファンヒーターで涼風も出るため季節を問わず利用が可能。お値段は高めの最安値で51,000円。

こちらは電気料金28.35円/kwを元に電気代を計算してみましょう。

設定にもよりますが、ここは最大消費電力である1200wで計算してみましょう

1,400w(消費電力)× 28.35円/kw ÷ 1,000 = 39.69円

一昔前だと石油ストーブの方がお安いイメージだったんですが、ほとんど誤差範囲になっていますね。

ただ、どちらにも言える事ですが、光熱費は年々高くなっていますね…

 

ストーブとヒーターの違いは?

ところで皆さん、ストーブとヒーターの違いってご存知ですか?

石油や電気等、使用するエネルギーは違えど、もっとも大きなポイントとしては

・ストーブは本体の周辺を暖める
・ヒーターは部屋全体を暖める

という点になります。

設置している近辺を急速に温めたり、狭い範囲をあたためるのにストーブは向いていますが、部屋全体を暖めるのにはあまり適していません。

一方ヒーターは逆で、局部を温めるのには適していませんが部屋全体を暖めるのに適した暖房器具です。

つまり、効率的に暖かくなりたいのなら、

寒い部屋ではまずストーブをつけて温まり、その間にヒーターを入れておく

と言うのがベストな方法ですね。

【電気料金速報】政府の補助金が復活予定!!大手10社25年1月の電気料金は?

"【電気料金速報】電気料金の補助が終了!!大手10社12月の電気料金は?

今年も気が付けば12月。本当に月日が経つのが早く感じるようになりました(苦笑)

天気予報によると、暖冬だった去年と比べ、今年は平年並みの寒さとのこと。

ラニーニャ現象の影響で、日本海側を中心に大雪になる可能性もあるのだとか。

寒いということだと、職業上どうしても電気代が気になってしまいますね。

さて、今月の電気料金速報ですが、以外にも9社が下落、1社は据え置きということになりました。

 

今回の原因はLGNだけではなく…

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力10社は28日、1月請求分(12月使用分)の電気代を発表した。火力発電の燃料に使う液化天然ガス(LNG)や石炭の輸入価格が下がっていることなどから、関西電力を除く9社で値下げとなる。平均的な使用量に基づくと12月請求分よりも5〜104円安くなる。

 

出典:日本経済新聞社 1月電気代、9社が5〜104円値下げ 燃料価格下落で 
●https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC287RB0Y4A121C2000000/

値下げの報告っていつぶりになるんだろう…久しくお届けできていなかったのでうれしい限りですね。

 

それでは具体的な金額を見て見ましょう。

 

【2024年12月 使用量が平均的な家庭での電気代前月比】
●北海道電力:9,426円 -67円(値下げ)
●東北電力:8,730円 -52円(値下げ)
●東京電力:8,821円 -47円(値下げ)
●北陸電力:7,659円 -42円(値下げ)
●中部電力:8,559円 -67円(値下げ)
●関西電力:7,664円 +0円(据え置き)
●四国電力:8,491円 -52円(値下げ)
●中国電力:8,371円 -60円(値下げ)
●九州電力:7,548円 -5円(値下げ)
●沖縄電力:9,463円 -104円(値下げ)

 

今回の電気料金上昇の原因は?

今回の値下げは、原料となるLNG(液化天然ガス)や石炭の調達コストが減少したのが原因です。

正直なところ少し意外な気もしたのですが、このままの調達コストが減少することを祈るばかりです。

ちなみにガスについても、大手4社全てで値下がりとのことです。

※今回、2025年1月分の電気料金については、2024年7月~2024年9月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

先月お伝えした政府の補助金政策ですが、来年1月使用分から3月まで、1kwあたり2.5円の補助が入る予定とのことです。

ざっと計算すると、一般家庭で575~650円程度の値下げでしょうか。

料金が安くなること自体は喜ばしいのですが、政府には一時的な処置ではなく継続的な価格下落につながる政策を期待したいですね。

マンションオーナー・管理組合が知っておくべき電気代削減ポイントとは?

マンションオーナー管理組合が気をつけるべき経費削減ポイント
マンションのオーナーさんや管理組合の理事さんが頭を悩ます毎月のマンション運営。
中でも毎月必要な経費については、なんとか削減したいと思っているオーナーさんも多い事と思います。

今日は管理会社を入れられていないオーナーさんも、逆に管理会社に任せきりの方も必見。マンションを運営・管理する立場にある人向けに、マンション運営における電気代の削減ポイントと方法をご紹介します。

共用部分の電気代を削減

各削減項目を単独で行うのではなく、複数の削減項目をまとめて行う事により、さらなる経費削減が見込めます。

共用部分の照明をLED化

マンションの規模が大きくなるにつれ絶大な効果をもたらすのがこのLED照明の導入です。

一般的に共用部分における電力消費量は、エレベーターで使用される電力が多いと思われがちですが、長時間つけっぱなしになる照明もかなりの電力を消費します。

導入に工事が必要ですし、初期費用もマンションの規模に応じてそれなりにかかってしまうのが問題です。

しかし、概算にはなりますが毎月の電気代が約30%も安くなる事も多く、LEDの耐久年数が長い事を考慮すると早めに導入される事でより大きなメリットが見込める削減項目になります。

新電力(PPS)への変更

スタート当初は何かとメディアでも取り上げられていた電力自由化。スタートからそれなりの年月が経過しましたが、いまだに元々加入していた電力会社から移行していない方がかなりの数いらっしゃるようです。
これはひとえに、


「ユーザーが現状維持で特に問題が無く、新電力(PPS)に変更することによるメリットが良く解らないどころか、手間を考えるとデメリットにしか感じない」

といった事が大きな原因かと思われます。

もちろん、電力自由化は適切な業者・プランを選定すれば電気代を削減することが可能で、特にマンションの場合、「マンション向けの一括受電サービス」を契約することにより通常より大きな恩恵を受ける事があり、マンションオーナーさんにもお勧めの契約形態です。

お住まいの地域によって対応している新電力会社が違うため、具体的にどこの電力会社が良いとは言いにくいのですが、関東・関西圏にはマンション向けの一括受電サービスを実施している業者が多く、検討してみる余地はあるかと思います。

ただし、デメリットとして一括受電サービスを導入すると、導入した物件の全ての部屋で同じ電力会社からの電気供給を受けることになるので、世帯ごとに個別の電力会社と契約することが出来なくなります。

導入を検討される際は、必ず事前に管理組合との念密な打ち合わせが必要不可欠となります。

電子ブレーカーの導入

弊社の主力、電子ブレーカーを導入し料金プランを主開閉器契約へ変更することにより電気料金の削減が見込めます。

そもそも電子ブレーカーによる電気料金の削減は、施設内に設置している全ての電気製品が、24時間ずっと稼働し続けるような施設ではない所が向いていると言われています。
マンションの共用部分はまさにそういった箇所で、エレベーターを設置されている建物ですとかなりの確率で電気代が削減できるかと思います。


※電子ブレーカーと主開閉器契約については、以下のページで詳しくご説明しています。
【電子ブレーカー】負荷設備契約と主開閉器契約 その2

あれこれ悩むより、まずはプロにご相談を

今回は弊社で提案できる3つの案件をお伝えしましたが、実は管理会社から提案されるケースもあったのではないでしょうか?
管理会社から提案があった場合、各案件に対して個別の業者が訪問することが多く、その都度管理会社への中間マージンが発生します。

「普段から付き合いのある管理会社。経費も安くなるんだし、あまり深く考えなくていいかな?」

そんな考えなら、思わぬ損をしてるかもしれませんよ?

弊社ではブレーカについては自社製品ですし、一括でお見積していただくことにより個別のお見積よりお得に導入していただくことも可能です。

お見積は無料で行いますので、マンションの電気代にお悩みの方はすぐご連絡を!!

家庭でLEDイルミネーション 気になる電気代は?

家庭でLEDイルミネーション 気になる電気代は?

気が付けば11月も終盤。師走の足音が迫ってきました。

12月に入るとちらほら見受けられるのがクリスマスイルミネーション。

うちの近所でも、自宅の壁をLED電球で綺麗に飾ったお宅がすでにあったりします。

前を通る際は楽しませてもらってるんですが、一番気になるのは電気代。期間中、一体どれだけの電気代がかかっているのか!?

皆さんも同じことを考えてる人は多いんじゃないんでしょうか?

今回はいつかわが家でもLEDイルミネーションを設置する日のために、電気代がどれだけかかるのか調べて見ました。

 

意外と安い!?LEDイルミネーション

LED電球の電気代の計算は意外と簡単です。以前照明の電気代についてご説明した記事に記載している公式と全く同じです。

電気料金単価 × 消費電力 × 点灯時間 = 電気代

実際には、これに稼働日数を掛けた数字が実際の電気代となります。

例えば、電球数が300個、消費電力が30wのLEDを1日6時間、30日間点灯。関西電力の従量電灯Aで単価が28.59円/kw(第三段階/24年11月)として計算すると…

0.02859円 × 30w × 6時間 × 30日 = 154.39円

先頭の「0.02859円」は、1kwあたりの電力単価が28.59円なので、1wあたりに換算するとこのような数字となります。

ちなみに参考にしたこのLEDは横幅2m、長さ1.5m、電球の数が300個のナイアガラと呼ばれるタイプです。

製品の種類や性能によって差はあるでしょうが、300個のLEDを1時間使うと0.6円かかると言うのは一つの目安になるかと思います。

 

電気代0円!!ソーラータイプのLEDも

今年LEDイルミネーションにチャレンジしてみようと思われている方にぜひ知ってほしいのが、「ソーラータイプ」のLED。

その名の通り、昼間太陽光で充電し、夜間は充電した電力で点灯するので電気代がかからないと言う代物です。

ただし、日照時間が少ないと、最悪夜間に点灯しないと言う事態に陥る事もあるので要注意。

太陽光と通常のコンセントからの電力供給の両方が可能なハイブリットタイプもあるので、そちらもお勧めですよ。

 

ご近所の迷惑にならないようマナーにはご注意

電気代とは直接関係ありませんが、あまり遅い時間までイルミネーションをつけっぱなしにしておくと近隣住民の方にご迷惑になる可能性があるのでご注意を。

暗くなると自動的に点灯し、設定した時間で自動的に消灯するコンセントがあるのでこちらを利用されるのをお勧めします。

値段も2000円くらいですし、お手頃です。

 

 

思ったよりLEDイルミネーションの電気代ってかからないもんなんだな…ってのが正直な感想ですね。

大規模なものは導入コストが大きすぎるので難しいかもですが、小規模なものなら子供のために用意してみるのも良いかもしれませんね。

【電気料金速報】電気料金の補助が終了!!大手10社12月の電気料金は?

"【電気料金速報】電気料金の補助が終了!!大手10社12月の電気料金は?

今年ものこすところはや2か月を切りました。

11月に入り、やっと秋の訪れを感じる日が出てきた今日この頃。皆さん、体調を崩されたりしてませんか?

今でこそ日中の最高温度が20少しあたりで推移していますが、先月27日にいたっては大阪の最高気温は27度。

服装選びに困っている人も多いんじゃないんでしょうか?

さて、今月の電気料金速報ですが、タイトルにほぼ答えが書いていますね。(苦笑)

残念ながら、今月は大手10社すべてが大幅な値上げになります。

 

今回の原因はLGNだけではなく…

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電気料金やガス料金は、2024年8月から追加で実施されてきた政府による補助が10月の使用分で終了し、12月に請求される分から値上がりします。

 

出典:電気料金 ガス料金 値上がりはどのくらい? 12月請求分から 政府の補助終了で
●https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/014/36/

先月も補助金の削減で10社全てで大幅な値上げとなった電気料金。12月は補助金が0になるため11月よりも値上げ幅が大きくなっています。

 

それでは具体的な金額を見て見ましょう。

 

【2024年12月 使用量が平均的な家庭での電気代前月比】
●北海道電力:9,491円 +513円(値上げ)
●東北電力:8,782円 +596円(値上げ)
●東京電力:8,868円 +608円(値上げ)
●北陸電力:7,701円 +529円(値上げ)
●中部電力:8,626円 +595円(値上げ)
●関西電力:7,664円 +650円(値上げ)
●四国電力:8,543円 +598円(値上げ)
●中国電力:8,431円 +586円(値上げ)
●九州電力:7,553円 +622円(値上げ)
●沖縄電力:9,567円 +551円(値上げ)

 

今回の電気料金上昇の原因は?

もちろんLNG(液化天然ガス)や石炭の輸入コスト高…という原因もあるにはあるのですが、ここ2カ月については政府の電気料金の補助が削減され0になったことが最大の要因です。

若干地域差はありますが、先月の使用量が平均的な家庭での電気代前月比で350円前後、今月で600円前後の値上げ。

たった二カ月で1,000円、なんと元の金額より15%ほどの値上げとなります。

根本にあるのは、慢性的な原料価格の高止まり、円安による調達コストの増加に変わりはありません。

※今回、2024年12月分の電気料金については、2024年7月~2024年9月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

石破首相は先月末、電気料金の支援について継続する考えを示唆していました。

どうせ支援するなら、寒い冬が近づく前に実施してほしいところですが…

さらに、アメリカ大統領選挙も目の前に迫ってきました。

選挙結果次第で更なる円安方向に進むと…いや、あまり考えたくはないですね…

来月の速報で、明るいニュースをお伝えでることを祈っておきましょう。

後付けでOK!!地震感知ブレーカーのススメ その2

後付けでOK‼!地震感知ブレーカーのススメ その2
本記事は、大阪府北部地震を震源とする地震を受け、一部内容を加筆・修正した「地震感知ブレーカーのススメ その2」になります。

阪神大震災からはや30年近く、震災での火災被害において猛威をふるった「通電火災」について、前回は詳しくお伝えしました。

今回は、政府も推奨する通電火災を防ぐための設備、「地震感知ブレーカー」をご紹介したいと思います。

前回の記事をお読みで無い方は、先にこちらをお読みください。

後付けでOK!!地震感知ブレーカーのススメ その1

 

地震感知ブレーカーとは

製品の仕様によって違いはありますが、強い揺れ(震度5以上)を感知した際に自動的にブレーカーを落とす機能を備えた機器になります。

最近ではブレーカー自体に地震感知機能が搭載されたモデルが多く出回っていますが、既存のブレーカーに後付けできるモデルも普及しています。

 

地震感知ブレーカーの種類

分電盤タイプ(内蔵型)

皆さんも1度は見た事があるであろう「ブレーカー」に感震機能が内蔵されたタイプです。

内蔵されたセンサーが地震を感知すると、自動的に電力供給を遮断します。

比較的新しい住宅・マンションにはあらかじめ搭載されているケースもあります。

取り付けには電気工事が必要となり、他の地震感知ブレーカーよりも割高になります。

 

分電盤タイプ(後付型)

既存のブレーカーに後付けで設置できるタイプで、通常の分電盤タイプのブレーカーを設置するよりは安くなる傾向にあります。

ただし、ブレーカーの種類によっては設置できないものもあるので、設置の際は専門家に確認してもらう事をお勧めします。

 

簡易タイプ

電気工事が必要なく、自分で取り付けも可能で安価な機器になります。

ただし、ばねや重りといった簡易的な構造のため、誤作動が発生する心配もあり安全面に不安が残るのも事実です。

 

国や自治体でも設置を推進

阪神大震災や東日本大震災の発生を受け、国や自治体でも感震ブレーカーの設置を推奨する動きが加速しており、一部自治体では設置に自治体の助成金が出る所もあります。

その一部をご紹介すると…

内閣府

国が推進しているだけあり、しっかりとしたHPにかなりの情報量が記載されています

また、感震ブレーカーの推進を促すチラシなど配布物も作成されています。
内閣府HP:大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会

 

関西の自治体

大阪府
大阪府HP:感震ブレーカーについて

関東の自治体

千葉市
千葉市HP:感震ブレーカー等特集

 

設置を検討されている方は、まずはお住まいの自治体のHPにて助成金の有無をご確認されてはいかがでしょうか?

 

ブレーカーの交換目安は15年ほど

普段あまり目にする機会の少ないブレーカーですが、概ねの交換目安は15年のようです。

もちろん機器により差はありますが、大事な家族と自宅を守るためにも、一度御利用中のブレーカーをご確認されてみてはいかがでしょうか?

後付けでOK!!地震感知ブレーカーのススメ その1

後付けでOK‼!地震感知ブレーカーのススメ その1

阪神大震災でも猛威をふるった通電火災。今回は以前ご紹介した通電火災対策用ブレーカー、地震感知ブレーカーのご紹介記事をリライトしてお届けしたいと思います。

阪神大震災の発生からはや30年近く経過しました。

当時大阪の南の方に住んでいた私の地域は震度3とそこまで大きな地震ではなかったのですが、阪神エリアに大きな爪痕を残す大災害となりました。

そんな震災の被害を拡大させた原因の一つが、火災の発生と延焼の拡大です。

内閣府のホームページを見ると、当時の出火原因の判明した火災において、

最も多かったのは電気機器等の関連する火災であり、次いで、ガス・油等燃焼機器関係などであった。

との記載があります。

本来なら冬場でよくつかわれているであろうストーブやガスと言った可燃性の高いものが一番の原因になりそうなものですが、何故電気機器が火災の一番の要因となったのでしょうか?

このシリーズでは、近年日本が経験した大規模地震、阪神大震災・東日本大震災の教訓をもとに、「通電火災」とその対策である「地震感知式のブレーカー」についてご紹介したいと思います。

被害を拡大させた、通電火災とは

総務省のHPには、地震後の火災防止に対する注意勧告が掲載されています。

項目の1番目には、ろうそく等裸火を極力使わないという項目があります。

余震の発生する可能性や万が一火が燃え移った際の対応が困難など、容易に原因が想定できるかと思います。

そして、2番目に表示されている項目が、「通電火災」についてです

以下、総務省HPの記事を見てみましょう

  • 停電中の自宅を離れる際には、ブレーカーを落としてください。
  • 給電が再開されたら、電気機器が破損していないか、配線やコードが損傷していないか、燃えやすいものが近くにないかなど、十分に安全を確認してからブレーカーを戻してください。
  • タイマー機能により、通電再開直後ではなく時間が経過してから電気機器が作動する場合があります。また、普段設定している時刻とは異なる時刻に作動し始める場合があります。
  • 建物や電気機器に外見上の損傷がなくとも、壁内配線の損傷や電気機器内部の故障により、長時間経過した後、火災に至る場合があります。

※出典:総務省 地震後の火災防止について(注意喚起)

このような記事が東日本大震災から暫くたった今公開されるのは、昨今国が災害対策に力を入れている事に関係しているのかと思います。

通電火災の原因

さて、ここで総務省の情報を少し掘り下げてみましょう。端的に言うと、「地震の時はブレーカーを落としましょうと言う事なのですが、なぜブレーカーを落とす必要があるのでしょうか?

少し掘り下げてみましょう。

電化製品の破損が火災に

以前自宅で妻がドライヤーを使用していた時、「ボンっ!!」という音とともにドライヤーが停止したことがあります。

原因は、ドライヤーの故障ではなくタコ足配線用のコンセントの使用量が超えていたのが原因。幸い妻にけがはなかったのですが、一歩間違えば火災の原因になりうる危険な状況だったかと思います。

地震で断線しかかったコンセント、水害で水に浸かってしまった家電等、通電していないときは大丈夫でも電力の復旧とともに火災が起こる…と言う事が実際に起こりうるのです。

避難中に停電が復旧 > 火災に

大規模災害の場合、建物の倒壊の恐れがあるため外に避難しているケースが多いかと思います。

このような状況では停電が発生しているケースが多いのですが、避難中に通電火災が発生すると家主の知らない所で炎症が広がるような事態が発生します。

家主の知らない間に起きる「通電地震」

対策としては、総務省のHPにあるように「ブレーカーを落とす」と言う事なのですが、避難をしなくてはならないような大きな災害時、はたしてブレーカーまで気が回る人がどれだけいるのでしょうか?

こういった問題を解決するため、国や自治体が設置を推進しているのが、感震式のブレーカーになります。

次回では、この感震式のブレーカーについてお話したいと思います。

【電気料金速報】まだまだ続く値上げ傾向の電気料金。大手10社11月の電気料金は?

"【電気料金速報】まだまだ続く値上げ傾向の電気料金。大手10社11月の電気料金は?

先月の速報では、冒頭に「まだまだ残暑が厳しいですね」というお話をさせていただきました。

10月もはや8日。この8日間の中で、大阪の最高気温が30度を超えたのが4日もありました。

ちなみに2023年はどうかというと、10月に最高気温が30度を超えたことは1度もなかったようです。

毎年少しづつですが、着実に気候が変動しているような気がしますね…

 

今回の原因もLNG

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

ことし11月に請求される電力大手10社の電気料金は政府による補助金が縮小されることからすべての会社で300円から400円程度値上がりします。

 

出典:NKH 11月の電気料金 補助金縮小で電力大手10社で値上がり
●https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240927/1000109500.html

残念ながら、11月の電気代についても前月同様、大手10社中8社で値上げ(残り2社は据え置き)となるようです。

 

それでは具体的な金額を見て見ましょう。

 

【2024年11月 使用量が平均的な家庭での電気代前月比】
●北海道電力:8,978円 +324円(値上げ)
●東北電力:8,186円 +384円(値上げ)
●東京電力:8,260円 +396円(値上げ)
●北陸電力:7,172円 +334円(値上げ)
●中部電力:8,031円 +403円(値上げ)
●関西電力:7,014円 +390円(値上げ)
●四国電力:7,945円 +374円(値上げ)
●中国電力:7,845円 +374円(値上げ)
●九州電力:6,931円 +375円(値上げ)
●沖縄電力:9,016円 +367円(値上げ)

 

今回の電気料金上昇の原因は?

普段だと、LNG(液化天然ガス)や石炭の輸入コスト高が値上げの原因…という話になるのですが、11月についてはいつもと事情が異なります。

政府が物価高対策として8月より実施していた電気代補助が、10月をもって中止となります。

例えば低圧契約の一般家庭・企業の場合、10月の電気代は 1kWあたり2.5円の補助が入っていました。

こちらが11月分からは適応されなくなるため、普段の上昇額と比較し各社400円程度の大幅な値上げとなっているのです。

ちなみにLNG等の輸入コストも相変わらずの上昇傾向。このままでは今年の冬の電気代が恐ろしくなってきますね…

※今回、2024年11月分の電気料金については、2024年6月~2024年8月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

世間では石破内閣が発足。近々解散総選挙が実施されるようです。

どのような結果になるにしろ、国民の負担がもう少し軽減されるような政策を打ち出してくれると良いのですがね…

【電気代削減】意外と多い!?ガス給湯器の待機電力

相変わらず高い電気代。電気の消費量が増えるこの時期は、どうしても電気代が気になっちゃいますよね。

そんな中少しでも電気代を削減しようと、省エネに努めている人もいらっしゃるのでは?

そんな方向けにお伝えする電気代削減シリーズ。

今回は、「ガス給湯器」についてのお話です。

ガス給湯器でも、意外と電気を使います

この時期は暑いし汗もかきます。朝出社する前にシャワーを浴びてから出かける人もいますよね。

帰宅後もお風呂に入ると思うので、水道代やガス代が高いと言うならわかるんだけど、ガス給湯器で電気代ってそんなにかかるの?って思われた方も多いのではないでしょうか?

実はガス給湯器でも、色々な箇所で電気が使われています。

リモコン周り

これはわかりやすいですね。リモコンで電源を入れないと何も始まりません。

もちろんこのリモコンには待機電力も発生していますので、電源が入っていない時でも電気を使用しています。

水を暖める段階でも電機は必要

給湯器から出てくるお湯はガスの炎で暖められているわけですが、

  • ガスに着火する火花を発生させる
  • ガスを燃焼させ続けるために必要な空気を送り込むファン
  • ガスの量を生業するセンサーや弁

こういった事にも電力は使われています。

以外とかかかる!?ガス給湯器の待機電力

電気代のイメージ

僕が子供の頃は保温機能なんてものはなく、シャワーもなかったので一度風呂釜に沸かしたお湯で家族全員が湯船につかり、体を洗っていました。

そのころから考えると最近の給湯器は本当に便利になり、一度沸かしたお湯は自動で保温。スイッチ一つで温かいシャワーは出るしなんなら浴室暖房なんてものもあります。

そう、便利になった分だけ、電気代がかかっているのです。

待機電力の全体の1/4が、ガス給湯器!?

一説による、一般家庭の待機電力のうち約1/4がガス給湯器が使用する待機電力になるようです。

実はこれ、TVやDVDといった映像関係が占める割合とほぼ同じで、これらの機器だけで帯域電力の約半分を使用している計算になります。

もちろん家族構成や生活習慣によって差はあるでしょうが、ガス給湯器もテレビと同じく24時間365日電源を入れるとすぐにお湯が出るよう待機してくれています。

ごく少量ではあるものの、その間ずっと電力を消費しているので仕方ないと言えば仕方ないんですけどね。

気になるガス給湯器の待機電力は?

一般的に、給湯器でかかる待機電力は、電源オンの状態でで6.5w、新しい機種のガス給湯器で3.9wほどと言われています。

これを元に年間の電気代を計算してみると…

一般的なガス給湯器(6.5w)の待機電力

1日当たりの待機電力を計算してみましょう。

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が、「新電力料金目安単価」として示しているのは1kWhあたり31円(税込)だそうです。

これを基準に計算をしてみると…

時間当たりの待機電力 × 24時間 × (1kWhあたりの電気料金 ÷ 1000)
6.5w × 24 ×(31 ÷ 1000) = 7.836円

これが1ヶ月になると30日を掛けて145円

1年になると、1,740円ということになります。

新しい機種のガス給湯器(3.9w)の待機電力

1日当たりの待機電力を計算してみましょう。
時間当たりの待機電力 × 24時間 × (1kWhあたりの電気料金 ÷ 1000)
●例:時間あたり消費電力:3.9w 1kwあたりの電気料金が27.00円の場合
3.9w × 24 ×(31 ÷ 1000) = 2.527円

これが1ヶ月になると30日を掛けて75.8円

1年になると、909円ということになります。

テレビと違い、コンセントかを抜くと言った事が出来ない給湯器は、これくらいの待機電力が発生する計算になります。

正直な所、年間1,000円前後の電気代を高いと見るか安いと見るかは人それぞれだと思います。

しかし、待機電力の存在を知っているかどうかで、電気代削減やCO2削減に対する意識が変わってくるのではないでしょうか?

ガス給湯器単体ではこの程度でも、他の電気機器も考慮するとそこそこの待機電力が使われているはず。

まずは、電気代について「知る」事から考えてみませんか?

電子ブレーカーで経費削減!!マンション共用部へ導入のススメ

電子ブレーカーで経費削減!!マンション共用部へ導入のススメ

マンションの管理組合の方々も、マンション管理における経費削減については日頃から色々と討論されているのではないでしょうか?

そんななか当方のブログでもお伝えしている通り、毎月のように電気料金は上昇し続けています。

値上がりしようが値下がりしようが、電気代は支払わなくてはなりません。

しかし、毎月かかる発生する電気代を少しでも削減できるなら…マンションが存続する間ずっと発生する経費を削減できるならそれは大きなことではありませんか?

今回は当社でもお勧めしている電子ブレーカーの導入による電気料金削減のご提案について、マンション管理者様向けのメリットをご説明したいと思います。

そもそも電子ブレーカーって何?

従来型のブレーカーのほとんどは『バイメタル方式』という仕様です。簡単に言うと2枚の金属を使用し、温度変化による曲がり方の違いにより電流が過剰に流れた場合ブレーカーを落とす…と言うアナログな仕組みになります。

つまり、具体的に●●以上の電流が流れた場合ブレーカーを落とす…といった明確な電力使用量を定めブレーカーを落とす仕様ではありません。

(もちろんバイメタル方式のブレーカーは今でも現役であり、バイメタルだからといって悪いわけではありません)

一方、電子ブレーカーは実際に使用された電流をきっちりと計測し、プログラムによって管理、ブレーカーを落とす際もシステムによって厳格に管理されています。

なぜ電子ブレーカーが誕生したの?

簡単に言えば、電気料金の基本料を下げるために誕生しました。

平成7年に電気事業法の改正があり、新たに「主開閉器契約」という契約が産まれました。

電気を使用する施設にもよりますが、「主開閉器契約」を契約することにより電気代が削減できるケースが多々あります。

※「主開閉器契約」については、こちらをご覧ください。
●【電子ブレーカー】負荷設備契約と主開閉器契約

この「主開閉器契約」を結ぶ際活用されているのが「電子ブレーカー」になります。

先程ご説明した通り、電子ブレーカーでは利用する電力をきっちりと数値化。測定・管理が出来ます。

「主開閉器契約」とは、「事前にブレーカーで施設内で同時に使用できる電力量の上限を制限した契約」です。

少し専門的な言葉を使うと、「契約容量」というものを主開閉器契約では少なく抑えることができます。

電力量の上限は事前にきっちりと測定し算出するわけですが、算出した電気量にてきっちり施設を運用するには、デジタルで厳密な数値で電気使用量を管理できる「電子ブレーカー」が良いというわけなのです。

なぜ、マンションが電子ブレーカーの導入に向いているの?

そもそも、電子ブレーカーによる電気料金の削減は、施設内に設置している電気機器が24時間稼働しているような設備はあまり削減効果が見込めないケースがあります。

例えば工場のケースですと、24時間ずっと全ての機械を作動し続けている工場の場合、利用される電気量が常に一定であるため削減のしようがありません。

しかし、例えばガソリンスタンドの場合、主に電力消費量がかさむのは給油中です。お客様が居ない場合商品電力は大幅に減っているはずです。

ではマンションの場合はどうでしょうか?

消費電力で考えるのなら、まずはエレベーター。あとは、水回りのポンプ類や立体型の駐車場が挙げられます。

朝の通勤時間帯や夕方の帰宅時間等、ピークはあるもののエレベーターは24時間365日常時稼働すると言ったものではありませんよね?

また、立体式駐車場もしかり。これらの設備は照明などと比べ消費電力が高いのですが、常時使われるような設備ではありません。

このような設備は電子ブレーカー導入での電気代削減効果が出やすく、実際に導入されている施設も多々あります。

立体駐車場はともかく、エレベーターが設置されていないマンションはありません。

設置台数が多い場合、当然削減額も上昇しますので、マンション共有部分の電気代にお悩みの方はぜひ一度ご相談下さい。

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