毎月毎月、値上げの報告ばっかりで申し訳ありませんが…
やはりというかなんというか、6月も電気代は値上げになる模様です。
大手電力10社と都市ガス大手4社は27日、原燃料価格の変動を料金に反映する原燃料費調整(燃調)制度に基づく6月の料金を発表した。原油や液化天然ガス(LNG)、石炭の輸入価格が上昇し、全14社が値上げする。前月比で全社値上げとなるのは、5カ月連続。燃料価格の上昇が生活に身近な光熱費でも鮮明となった。
あっ、よく見るとガスも値上げですね…
6月の電気代の値上げ幅は?
標準家庭で月30~65円程度引き上げる見通し。
前回は大手10社全ては3ケタの値上げだったので、それを考えるとましと言えなくもないですが…
まずは各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。
【2017年6月 電気代の値上げ幅】
●北海道電力:58円
●東北電力:34円
●東京電力:52円
●北陸電力:37円
●中部電力:36円
●関西電力:60円
●四国電力:41円
●中国電力:44円
●九州電力:30円
●沖縄電力:65円
ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…
【2017年5月 電気代の値上げ幅】
●北海道電力:166円
●東北電力:179円
●東京電力:192円
●北陸電力:153円
●中部電力:179円
●関西電力:190円
●四国電力:182円
●中国電力:169円
●九州電力:160円
●沖縄電力:213円
最近は20度を超す日も度々あり、電力の消費量が増えてくる季節。
ほんと、たまには「値下げです!!」って報告がしたいですね…
今回の値上げも、燃料費調整制度
対象となる3ヶ月間の原料調達コストを電気料金に反映させる「燃料費調整制度」
関西電力の場合、前月と比較し6月該当分は石油・石炭・LNGの全ての項目で調達コストが増加。
特に石油は10%近いコスト増となっており、電気代値上げに貢献してくれています(苦笑)
真夏になる前に、少しは下がってくれればいいんですけどねぇ。
※今回、2017年2月分の電気料金については、2017年1月~2017年3月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。