やっと寒波が落ち着きそうな今日この頃。
終末の大阪の天気ですが、最高気温が21度とおかしな数値を示しています。
ちょっと前まで「今年最大の寒波が~」なんてニュースが流れていたんですけどね。
ただ、春は確実に近づいてきているようですが、電気料金についてはまだまだお財布に厳しい状況が続きそうです。
先月に続いて、4月も大手10社すべてが値上げになるようです。
電力大手10社、4月も全て値上げに
先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。
大手電力10社は27日、4月の家庭向け電気料金を発表した。
燃料となる原油や液化天然ガス(LNG)の価格上昇に伴い、全社が3月よりも値上げする。
LNGが主な原料の都市ガスも全4社で料金が上がる。
電気、ガスともに2カ月連続で全社値上げとなる。
うーん、正直据え置きかなと言う予感は個人的にしていたんですが。
4月の電気代の値上げ幅は?
今回は、大手10社すべてが値上げです。
では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。
【2018年4月 電気代の値下げ幅】
●北海道電力:44円(値上げ)
●東北電力:39円(値上げ)
●東京電力:72円(値上げ)
●北陸電力:26円(値上げ)
●中部電力:52円(値上げ)
●関西電力:39円(値上げ)
●四国電力:49円(値上げ)
●中国電力:29円(値上げ)
●九州電力:35円(値上げ)
●沖縄電力:57円(値上げ)
ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…
【2018年3月 電気代の値下げ幅】
●北海道電力:72円(値上げ)
●東北電力:39円(値上げ)
●東京電力:52円(値上げ)
●北陸電力:44円(値上げ)
●中部電力:26円(値上げ)
●関西電力:21円(値上げ)
●四国電力:49円(値上げ)
●中国電力:49円(値上げ)
●九州電力:37円(値上げ)
●沖縄電力:80円(値上げ)
先月は、「しばらく値上げ傾向が続くと思う」とお伝えしましたが、その通りになってしまいましたね…
今回の燃料費調整制度の推移は?
今回の値上げも、燃料となる原油・石炭に加えLNG(液化天然ガス)の価格も上昇した事が原因です。
実は今月上旬、一度原油価格がかなり落ちた時期があったのですが、そこから反発。
結局前月と同じような水準になり燃料調整費を底上げする結果となってしまいました。
また、LNGについても高い水準が続いているため、10社すべてが値上げ…と言うのも当然の結果となっています。
※今回、2018年1月分の電気料金については、2017年12月~2018年2月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。
原油高ですが、需要も落ち着いてくる時期ですしそろそろ金額にも反映してきそうなんですけどねぇ。
さて、来月はどうなる事やら…