【電気料金速報】8月は値上げの夏!!大手10社値上げへ

【電気料金速報】8月は値上げの夏!!大手10社値上げへ

前回の電気料金速報では、「8月もあまり良い報告はできそうにない」とお伝えしました。

残念ながら予想通りの結果になりましたね…

8月の電気料金は、大手10社全てで値上げとなるようです。

 

8月は電力大手10社全てで値上げに

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電力大手10社は28日、8月の電気料金をそれぞれ前月より引き上げると発表した。

火力発電の燃料となる原油や液化天然ガス(LNG)の価格上昇を反映したもので、全社が値上げするのは2カ月ぶり。

※出典:時事通信社 
電気・ガス大手、8月に一斉値上げ=燃料価格上昇で

 

「大手10社全てが値上げするのは2ヶ月ぶり」だそうですが、先月も6社が値上げだったんですよねぇ。

 

8月の電気代の値上げ幅は?

かれこれ4ヶ月連続になるそうですが、今回「も」大手10社すべてが値上げになります。

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2018年7月 電気代の前月比】
●北海道電力:17円(値上げ))
●東北電力:26円(値上げ)
●東京電力:37円(値上げ)
●北陸電力:13円(値上げ)
●中部電力:34円(値上げ)
●関西電力:18円(値上げ)
●四国電力:13円(値上げ)
●中国電力:26円(値上げ)
●九州電力:18円(値上げ)
●沖縄電力:18円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2018年7月 電気代の前月比】
●北海道電力:-7円(値下げ)
●東北電力:13円(値上げ)
●東京電力:10円(値上げ)
●北陸電力:0円
●中部電力:18円(値上げ)
●関西電力:226円(値下げ)
●四国電力:5円(値上げ)
●中国電力:5円(値上げ)
●九州電力:7円(値上げ)
●沖縄電力:0円

関西電力については、先月原発稼働の影響で値下げされたばかりなんですが。

流石に燃料調達費の上昇には勝てず、値上げとなってしまいましたね。

関西電力、原発稼働により大幅値下げへ

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今回については石油・石炭・LNG(液化天然ガス)といった燃料全ての調達コスト上昇、大手10社全てに響いた形となっています。

もちろん大手ガス4社もそろって値上げとなりました。

原油価格については米国のイラン核合意への離脱関連の問題により、緩やかにではありますが上昇気配。

実際問題、昨年7月よりずっと右肩上がりではあるんですがね。

OPEC加盟国に、トランプ大統領が価格の引き下げを要望しているようですが、正直これだけでは厳しいのではないかと思いますね。

※今回、2018年8月分の電気料金については、2018年3月~2018年5月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

ある程度予想していたことではありますが、やはり値上げになりましたね。

この記事を書き始めて結構期間が経ちましたので、そのうち価格推移のグラフでも作成してみようかと考えています。

完成しましたら、またご報告させてもらいますね。

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