【電気料金速報】いよいよ反発スタート!?7月の電気料金速報

】いよいよ反発スタート!?7月の電気料金速報

先日は北海道で5月としては異例の猛暑日を観測。地球温暖化の一環なのでしょうが、自分が子供のころには考えられない出来事ですね。

私が小学生の頃はまだ家にエアコンが無く、真夏でも扇風機でなんとでもしのげる程度の暑さでした。

最近は北海道でのエアコンの普及が進んでるとの事。この調子だと今年の夏の消費電力は大変な事になりそうですね。

さて、前置きが長くなりましたが7月の電気料金速報をお届けします。

過去数回の記事で、もうすぐですよとお伝えしていた事がとうとう現実になってしまいました。

 

平成31年7月は値下げと値上げが半々に

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電力大手10社は30日、7月の電気料金を発表した。

火力発電所の燃料となる石炭や液化天然ガス(LNG)の価格低下を踏まえ、中部電力など5社が標準家庭の料金を6月に比べ12〜60円引き下げる。

※出典:EXCITEニュース
7月電気料金、5社下げ=石炭安など反映―電力大手10社

 

数か月前より予想していた値上げですが、いよいよ始まってしまいましたね。

今月は半々ですが、来月は…久々の10社全てが値上げの可能性もありそうです…

 

令和2度目の電気代は石油の消費量が決め手に

それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。

 

【2019年7月 電気代の前月比】
●北海道電力:37円(値上げ)
●東北電力:23円(値下げ)
●東京電力:34円(値下げ)
●北陸電力:7円(値上げ)
●中部電力:60円(値下げ)
●関西電力:34円(値下げ)
●四国電力:8円(値上げ)
●中国電力:0円(据置き)
●九州電力:12円(値下げ)
●沖縄電力:24円(値下げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年6月 電気代の前月比】
●北海道電力:46円(値下げ)
●東北電力:36円(値下げ)
●東京電力:65円(値下げ)
●北陸電力:25円(値下げ)
●中部電力:52円(値下げ)
●関西電力:29円(値下げ)
●四国電力:31円(値下げ)
●中国電力:63円(値下げ)
●九州電力:20円(値下げ)
●沖縄電力:57円(値下げ)

 

北海道電力など、発電に原油を多く使用している電力会社は軒並み値上げとなってますね。

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今年の1月よりお伝えしていた原油価格の上昇が、とうとう電気代に反映された形となりました。

LNGと石炭は値下がりしているくらいなんですが、原油による火力発電が多い地区(北海道電力や沖縄電力)は残念ながら値上げとなってしまっています。

過去にもお伝えしましたが、今年の1月より原油価格は上昇傾向にあります。先月は比較的おとなしい値動きだったのですが、米国の対イラク政策等懸念材料も多くあまり良い見通しは立てれそうにありません。

※今回、2019年7月分の電気料金については、2019年2月~2019年4月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

しかし、ホントにここ最近暑すぎませんか?

まだ6月に入ったばかりなんですが、熱中症にはくれぐれもお気を付けを。

【電気料金速報】筆者の予想を裏切り今月も値げ下‼6月の電気料金速報

【電気料金速報】まだまだ続く!?新年1発目の速報もやはり値上げで…

世間は史上最長の10連休のまっただ中。皆さんは連休を満喫されていますか?

人によっては普段と変わらずお仕事と言う方も多々いらっしゃるかと思います。

気が付けば時代は令和。何かお正月と同じような雰囲気漂う日本列ですが、お祝いムードに水を差すような事は言わなくて済みそうです。

6月の電気代ですが、大手10社全てで値下げのようですよ。
 

令和1回目の速報は全社値下げ

それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。

 

【2019年6月 電気代の前月比】
●北海道電力:46円(値下げ)
●東北電力:36円(値下げ)
●東京電力:65円(値下げ)
●北陸電力:25円(値下げ)
●中部電力:52円(値下げ)
●関西電力:29円(値下げ)
●四国電力:31円(値下げ)
●中国電力:63円(値下げ)
●九州電力:20円(値下げ)
●沖縄電力:57円(値下げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年5月 電気代の前月比】
●北海道電力:109円(値下げ)
●東北電力:44円(値下げ)
●東京電力:65円(値下げ)
●北陸電力:52円(値下げ)
●中部電力:18円(値下げ)
●関西電力:3円(値下げ)
●四国電力:63円(値下げ)
●中国電力:62円(値下げ)
●九州電力:11円(値下げ)
●沖縄電力:117円(値下げ)

 

平均してそこそこの金額が値下げになっていますね。正直先月の予想では何社かは値上げになると踏んでいたのですが…

正直嬉しい誤算でしたね。

今回の燃料費調整制度の推移は?

ここ数カ月の速報で、「来月は上がるかも・・・」なんて発言を続けていましたが、今月も大手10社は全て値下げになりました。

主な原因としては、原油及びLNGの調達価格が低かった事に起因します。

原油価格はここ数カ月上昇してきているのですが、今のところ調達コストは前機関と比較しマイナス。

LNGについてはここ数カ月比較的落ち着いた価格で推移しているため、6月についても全社値下が実現できたと言う状況になります。

※今回、2019年5月分の電気料金については、2019年1月~2019年3月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

原油価格について昨年10月~12月の期間、WTIの先物チャートで一気に30$ほど値下がりしました。10月時点での最高値が76$ほどですのでほぼ半額に暴落した事になります。

2,019年の1月から価格は上昇の一途をたどっていますが、まだ下落時の価格までには回復していません。

この辺りの急激な下落→緩やかな回復といった流れが、現在の電気代に大きく影響しているようです。

相変わらずアメリカの対イラン政策や中国との貿易戦争等、電気料金だけでなく世界経済に影響しそうなニュースが巷を騒がせています。

ちなみにトランプ大統領の支持率は、1月と比べて徐々に上昇しているらしく、このままいくと50%を超える可能性もあるのだとか。

イギリスのEU離脱問題もありますし、令和元年もしばらくごちゃごちゃしそうな感じですね。

再生可能エネルギーの出力制御が頻発!?どうなる九州電力

再生可能エネルギーの出力制御が頻発!?どうなる九州電力
先日も九州電力管内のお話でしたが、今日も同じく九州のお話です。

ただ、前回は電気料金の削減と嬉しい話だったのですが、今回はあまり良い話ではないんですよね・・・

 

出力制御が多発する九州地方

Yahooニュースに、以下のような記事が掲載されていましたのでご紹介します。

太陽光などの再生可能エネルギー事業者に対して、九州電力が一時的な発電停止を求めた「出力制御」の本格実施から半年が経過した。
当初は冷暖房の利用が少なく、工場も稼働しない春や秋の週末が多いと見込まれたが、3月は平日も含めて16日間に達した。
今後は東北や四国、沖縄などでも見込まれ、再エネ電力を無駄にしない仕組みづくりが求められている。
※出典:Yahoo!JAPAN ニュース
九州電力の出力制御、暖かくなり頻発 他電力でも…

再生可能エネルギーの出力制御とは

ご自宅に太陽光発電を導入されている方はご存知かとは思いますが、ここで説明させていただきますね。

電気と言うものは蓄えておく事が非常に難しいもののようで、電見自動車レベルなら現在の技術でもある程度溜めておく事が出来るのですが、電力会社が諸費するレベルの電力を安定して溜めておくというのは今の技術では不可能です。

よって、電力会社は日々自社の管内で消費されるであろう電力を予測し、必要な分だけ発電を行っています。

 

昨年の北海道電力管内で発生したブラックアウト(大規模停電)は、発電所が停止した事による電力不足が原因で発生しました。

しかし、ブラックアウトは電力の供給過多でも発生する可能性があるため、電力会社は日々発電量を調整する必要があるのです。

ここで発電量の調整役として利用されるのが太陽光発電等の再生可能エネルギーです。

 

ご存知の通り、再エネで発電された電力は地域の大手電力会社に買い取って貰っています。

この買取を抑制する事により管内の電力の安定化を図る。これが出力制限の実態です。

 

他の発電方法を停止すれば良いのでは?

ごもっともな意見ですね。特に昨今何かと問題になる原子力発電所を止めればいいんじゃない?と考える方も多いかともいます。

ここで問題になるのが発電方法の「性質」です。

 

実は「水力・原子力」といった発電方法は、一度発電を抑制すると再度同じ発電量に戻すのに時間がかかってしまいます。

各地でニュースになっている原子力発電所の再稼働についてですが、電力会社からすると発電が出来ない(していない)施設でも維持管理にかなりのコストがかかります。

経営者側の立場からすると、当然無駄なコストはかけたくありません。なので、「水力や原子力といった発電所を止める」という選択肢は取らないわけです。

 

これは「再生可能エネルギーを抑制する方がコストがかからない」と言い換える事も出来ます。

すでに稼働している原子力発電所を停止すると、安全面はさておきコストだけを考えるとかなりの費用がかかります。

当然電力会社のコストは私達消費者の価格に反映され、電気料金の値上がりに繋がります。

このような事情からも、一番コストのかからないであろう「再エネの抑制」という選択肢が取られるのだと思われます。

 

出力制御は、これからも多発する?

日射量も多く太陽光発電に適している九州地方。最近の温かい気候も相まって発電状態はすこぶる良好。

発電しすぎた電力は供給過多となり、出力制御が頻発する事態となっているようです。

 

以前の九州電力の契約では、年間30日間までは無償で出力制限を掛けることが出来ると言う形だったようです。(今現在は日数の制限はありません)

これから日照時間の増える夏場に突中し、出力制限の日数が増えるのは必至です。

私達消費者も、売電から自宅で電力を消費するスタイルへと意識を変えなくてはいけない時期に来ているのだと思われます。

【電気料金速報】今月も値下げは好調!!5月の電気料金速報

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】まだまだ続く!?新年1発目の速報もやはり値上げで…

今年は桜の開花が早いなんて話も聞こえてきていますが、本当に暖冬でしたね。

わが家も昨年と比べて電気の使用量が減っていたようで、個人的には暖冬様様といった感じでした。

さて、今年もはや3回目となる電気料金速報。結果は予想がついていたのですがやはり嬉しいものですね。

4月の電気料金は、大手10社全てが値下げになりそうです。

 

平成31年5月は二カ月連続の全社値下げ!!

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電力大手10社は28日、5月の電気料金をそれぞれ引き下げると発表した。

算定基準となる昨年12月~今年2月の原油や液化天然ガス(LNG)の大幅な価格下落を反映させる。

下げ幅は標準家庭の月額料金で8~117円。全社そろっての値下げは2カ月連続となる。

※出典:時事通信
5月電気料金、全社下げ=最大117円、燃料安を反映-大手10社

 

良い感じが続いていますね。地域によっては3カ月連続、全国でも2ヶ月連続の全地域での値下げです。

ほんと、報告し甲斐があるってものですよ。

 

5月の電気代の値上げ幅は?

それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。

あれれ、先月も関西電力が一番値下げ幅が小さかったんですが、今回もそんな感じですね。

しかも3円…下手すりゃ来月は・・・

 

【2019年5月 電気代の前月比】
●北海道電力:109円(値下げ)
●東北電力:44円(値下げ)
●東京電力:65円(値下げ)
●北陸電力:52円(値下げ)
●中部電力:18円(値下げ)
●関西電力:3円(値下げ)
●四国電力:63円(値下げ)
●中国電力:62円(値下げ)
●九州電力:11円(値下げ)
●沖縄電力:117円(値下げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年4月 電気代の前月比】
●北海道電力:96円(値下げ)
●東北電力:39円(値下げ)
●東京電力:54円(値下げ)
●北陸電力:52円(値下げ)
●中部電力:18円(値下げ)
●関西電力:12円(値下げ)
●四国電力:55円(値下げ)
●中国電力:59円(値下げ)
●九州電力:40円(値下げ)
●沖縄電力:112円(値下げ)

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

先月の報告では、「来月は値上げかも…」といった匂いをちらつかせいていましたが、なんとか全地域で値下げとなる事が出来たようです。

しかし関西電力、危なかったですね。正直来月は厳しいんじゃないかと思います。

と言うのも年明けからの原油価格の上昇はま続いており、ガソリンの店頭価格などにも反映されてきています。

本当に来月は…やばいかもですね。

※今回、2019年5月分の電気料金については、2018年12月~2019年2月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

東京ではもう桜が見ごろのようですね。

急に寒くなったりする日もありますので、夜桜見物に行かれる方は気をつけて下さいね。

九州電力の英断!!電気料金削減を表明

九州電力の英断!!電気料金削減を表明
前回の記事の最後にお伝えしていましたね。

そうなんです、この値上げの4月と呼ばれる時期に、電力大手10社の中で唯一値下げに踏み切る会社があるんです!!
(※燃料調整の変動による価格変化は除きます)

地元の方はご存知の方も多いかと思いますが、どうやら九州電力が電気料金の値下げに踏み切るようです。

九州地区に朗報!!九州電力値下げ

Yahooニュースに、以下のような記事が掲載されていましたのでご紹介します。

食品や観光施設などの“値上げの春”が訪れている。そんな中、九州経済界の雄は、強力な“武器”を引っ提げて攻めに転じようとしている。

九州電力は4月1日からの電気料金の値下げに踏み切った。値下げ幅は平均で1.09%とわずかだが、約11年ぶりの決断である。

※出典:Yahoo!JAPAN ニュース
九州電力が「値上げの春」にあえて電気料金を値下げする理由

率にして約1%、電力量料金単価を値下げします。基本料金はそのまま、電気を使用した分の費用の約1%が値下げになる計算です。

具体的な金額は?

では、具体的な金額をお伝えしましょう。

以下、九州電力のHPに、今回の値下げに関する報告があり、そちらのデータになります。

料金プラン 電気料使用量概算 電気料金単価(1kWhあたり)
従量電灯B 30A/250kWh 6,620円 → 6,548円(72円安)
スマートファミリープラン 30A/350kWh 9,351円 → 9,250円(101円安)
電化でナイト・セレクト 6kw/610kWh 14,157円 → 13,980円(177円安)

ちなみに昨年関西電力が値下げした時は、平均で5.36%ほどの値下げに。

一般家庭の電気代だと、月額226円ほどの値下げになったようです。

それを基準に考えると少し物足りない気もしますが値下げが嬉しい事には変わりありませんよね。

なぜ、この時期に値下?

公式HPの読むと、2018年7月に玄海・川内の原子力発電所が再稼働し現在も安定して稼働していると言う事。

それに伴い経営効率化の取組状況を踏まえ…との事ですが、どうやらそれだけが原因ではないようです。

やはり一番の原因は、電力自由化による顧客流出で経営状況が悪化。これ以上の顧客流出を防ぐため…といった理由なのではないでしょうか。

そもそも九州電力は他の大手10社と比較してもかなり電気料金が安い地域。(そのせいで経営状態が悪かったのかもしれませんが)

そんな事情もあり、九州電力は値下げには慎重だったのですが、そうも言ってられない状況になった…と言ったところでしょうか。

ここ最近は燃料調整費も低い水準に落ち着いていますし、この流れが続くといいんですけどね。

余談ですが、4月1日と言えばエイプリルフール…もそうですが、新元号が発表される日のようですね。
いよいよ平成が終わってしまう日が来ちゃうんですねぇ。

【電気料金速報】値上げの春に電気は値下げ!?4月の電気料金速報

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】まだまだ続く!?新年1発目の速報もやはり値上げで…

今年は桜の開花が早いなんて話も聞こえてきていますが、本当に暖冬でしたね。

わが家も昨年と比べて電気の使用量が減っていたようで、個人的には暖冬様様といった感じでした。

さて、今年もはや3回目となる電気料金速報。結果は予想がついていたのですがやはり嬉しいものですね。

4月の電気料金は、大手10社全てが値下げになりそうです。

 

平成31年4月は久しぶりに値下げの地域も

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電力大手の4月の家庭向け電気料金の見通しが20日分かった。

全10社が3月に比べ値下げとなる。

火力発電の燃料として使う液化天然ガス(LNG)や石炭の価格下落を反映する。

LNGを原料とする大手都市ガス4社も料金を下げる。

※出典:sanspo.com
電気ガス全社が値下げ 4月料金、燃料費下落

 

先月は4社が値下げ・1社横ばいといった状況でしたが、今月は全社で値下げです。

ほんと、報告し甲斐があるってものですよ。

 

4月の電気代の値上げ幅は?

あれ、関西電力が一番値下げ幅が小さいんですね…

まぁ、下がっているのならぜいたくは言えませんけどね。

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2019年4月 電気代の前月比】
●北海道電力:96円(値下げ)
●東北電力:39円(値下げ)
●東京電力:54円(値下げ)
●北陸電力:52円(値下げ)
●中部電力:18円(値下げ)
●関西電力:12円(値下げ)
●四国電力:55円(値下げ)
●中国電力:59円(値下げ)
●九州電力:40円(値下げ)
●沖縄電力:112円(値下げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年3月 電気代の前月比】
●北海道電力:19円(値下げ)
●東北電力:13円(値上げ)
●東京電力:23円(値上げ)
●北陸電力:11円(値下げ)
●中部電力:36円(値上げ)
●関西電力:15円(値上げ)
●四国電力:6円(値下げ)
●中国電力:0円(横ばい)
●九州電力:10円(値上げ)
●沖縄電力:16円(値下げ)

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

昨年ずっと続いていた原油高の高騰がひと段落し、価格が下がり出した時期がちょうど今の燃料調整費にの計算にあてられています。

先月も最後にお伝えしましたが、4月までは値下げの方向で落ち着くと予想は出来ていました。

ただ、ここ最近の原油価格を見ると若干の上昇傾向。実は今年の1月からジワリジワリと上昇しているんですよね。

来月は…また悲しい報告をしなくちゃいけないかもですね。

※今回、2019年2月分の電気料金については、2018年11月~2019年1月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

毎年春は値上げの季節。今年も生活必需新の中でも色々なものが値上げされそうな気配。

そんな中、とある大手電力会社は値下げを発表しました。

詳しくは、次回の更新時にお伝えさせていただきますね。

【電気料金速報】やっと長い冬が終わる!?3月の電気料金速報

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】まだまだ続く!?新年1発目の速報もやはり値上げで…

気が付けば今年もほぼ1ヶ月。いいかげん正月気分は抜けて平常運転になってきた今日この頃ですが皆さん風邪なんかひかれてないですか?

暖冬のおかけか、大阪では滅茶苦茶寒いなと感じる日はあまりなかったような気がしますね。

恐らく、雨が少なかったのも原因かと思いますが。

さて、今年2回目となる電気料金速報ですが、もしかしたらTVなどでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

本当に久しぶりですね。10社全てが値上げと言わなくて良い月がやっと訪れました。

3月の電気料金は、5社が値上げ、4社が値下げ、1社が横ばいです。

 

平成31年3月は久しぶりに値下げの地域も

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力10社はことし3月の電気料金を発表し、火力発電の燃料の輸入価格が上がったことから、半数の5社が値上げすることになりました。

※出典:NHK WEB NEWS
3月の電気料金 5社が値上げ

 

いやー実に丸1年上がり続けていたんですよ、電気代は。

上がらなかっただけでも、本当にうれしいですよね!?

といっても、半分はまだ値上げなんですけどね…

 

3月の電気代の値上げ幅は?

やはり、値下げの地域があるだけで記事を書くのも気が楽ですね(笑)

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2019年3月 電気代の前月比】
●北海道電力:19円(値下げ)
●東北電力:13円(値上げ)
●東京電力:23円(値上げ)
●北陸電力:11円(値下げ)
●中部電力:36円(値上げ)
●関西電力:15円(値上げ)
●四国電力:6円(値下げ)
●中国電力:0円(横ばい)
●九州電力:10円(値上げ)
●沖縄電力:16円(値下げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年2月 電気代の前月比】
●北海道電力:40円(値上げ)
●東北電力:50円(値上げ)
●東京電力:78円(値上げ)
●北陸電力:26円(値上げ)
●中部電力:75円(値上げ)
●関西電力:39円(値上げ)
●四国電力:32円(値上げ)
●中国電力:44円(値上げ)
●九州電力:40円(値上げ)
●沖縄電力:47円(値上げ)

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

上記前月比を見て頂くとお分かりになるかと思いますが、値上げになっている地域も値上げ幅としては過去と比較し少なめになっています。

原油価格が下落しているのが一番の原因で、11月よりお伝えしていました「そろそろ下がるかも!?」というの発言がやっと現実になったといったところです。

実際値下げになった地域は管内の火力発電の比率が多い地域は値下げになっている模様です。

※今回、2019年2月分の電気料金については、2018年10月~2018年12月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

実は年明け1月からは、原油価格が少しづつ上昇してきています。

向こう3月ほどは恐らく電気料金も下がる方向かと思いますが、5月あたりからはまた微妙な感じになるかもしれませんね。

【電気料金速報】まだまだ続く!?新年1発目の速報もやはり値上げで…

【電気料金速報】まだまだ続く!?新年1発目の速報もやはり値上げで…

新年明けましておめでとうございます。

この月曜日から仕事始めという方も多いかと思いますが、まだまだお正月気分が抜けてない方も多いのでは?

おかげさまで正月はゆっくり過ごす事が出来たせいか、新年一発目の仕事はどうも正月ボケが抜けが酷かったように思います(苦笑)

いいかげん、仕事モードに切り替えていかないとマズイですね。

さて、新年1回目となる電気料金速報をお届けします。

昨年はひたすら値上げのご報告ばかりしていたような気がしますが、残念ながらこの流れは今月も続いています。

大手10社全てで、2019年2月も値上げするとの発表がありました。

 

平成31年2月も電力大手10社全てで値上げ

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力各社は火力発電の燃料の輸入価格が上昇したことから、2019年2月の電気料金をそろって値上げする。NHKニュースが報じた。

※出典:ライブドアニュース速報
電気料金 2019年2月から全社値上げへ

 

東京電力管内は13カ月連続の値上げ。

本当に1年間ずっと値上げだったんですね、去年は…

 

2月の電気代の値上げ幅は?

この速報を始めたころは、まさかここまで値上げの一辺倒になるとは思ってもいませんでしたよ…

10社すべてが値上げとなるのは7カ月連続との事です。

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2019年2月 電気代の前月比】
●北海道電力:40円(値上げ)
●東北電力:50円(値上げ)
●東京電力:78円(値上げ)
●北陸電力:26円(値上げ)
●中部電力:75円(値上げ)
●関西電力:39円(値上げ)
●四国電力:32円(値上げ)
●中国電力:44円(値上げ)
●九州電力:40円(値上げ)
●沖縄電力:47円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年1月 電気代の前月比】
●北海道電力:32円(値上げ)
●東北電力:57円(値上げ)
●東京電力:78円(値上げ)
●北陸電力:24円(値上げ)
●中部電力:75円(値上げ)
●関西電力:52円(値上げ)
●四国電力:33円(値上げ)
●中国電力:50円(値上げ)
●九州電力:42円(値上げ)
●沖縄電力:50円(値上げ)

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今回も主に石油の価格上昇が燃料調節費へ反映された形となっています。

先月の速報で、原油の先物価格が2018年10月より下落傾向にあるとお伝えさせていただきました。

年が明けて1月からは少し落ち着いた値動きになっていますが、これは需要が高まる冬場である事が主たる原因かと思われます。

米中の貿易摩擦問題・イギリスのEU離脱問題等世界経済に大きな影響を与えそうなネタは多々あるのですが、来月こそは値下げになるんじゃないかなとは思っていますがどうなるでしょうか?

もちろん、これも先月と同じく「何事も無ければ」の話なのですが。

※今回、2019年2月分の電気料金については、2018年9月~2018年11月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

【電気料金速報】平成最後の正月もやっぱり値上げ。1月の電気料金速報

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】平成最後の正月もやっぱり値上げ。1月の電気料金速報

気が付けば今年も残すところ1ヶ月。

忘年会に年賀状の準備、年末の挨拶回りなんてしてたら…もう1ヶ月なんてすぐですよ、すぐ。

そして年始早々、平成最後の1月も電気代は値上げの月から1年が始まります。

しかも今回も大手10社全部、まとめて値上げになるようです。

 

平成31年1月も電力大手10社全てで値上げに

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電力・都市ガス料金の値上げが続いている。原油などの資源価格の高騰を受け、暖房で使用量の多くなる2019年1月の料金を全社が値上げする見通しだ。

東京電力は12カ月連続で値上げする。

東電は平均的な使用量の料金では17年1月と比較すると約1200円弱高い水準。

資源価格の高騰が家計や企業収益の重荷になりそうだ。

※出典:日本経済新聞社
資源高騰、家計や企業の重荷に 1月の電力・ガス全社値上げへ 東電は12カ月連続

 

東電は12カ月連続との事ですが、九州電力は13カ月連続。

しかし、東電が17年1月と比較し1200円ほどの値上げとは…

もちろん、これは東電管内に限った話ではなく、程度の差はあれど国内全域で電気代が上昇し続けているようです。

 

1月の電気代の値上げ幅は?

たまには10社すべてで値下げ!!とかお伝えしたいんですがね…

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2019年1月 電気代の前月比】
●北海道電力:32円(値上げ)
●東北電力:57円(値上げ)
●東京電力:78円(値上げ)
●北陸電力:24円(値上げ)
●中部電力:75円(値上げ)
●関西電力:52円(値上げ)
●四国電力:33円(値上げ)
●中国電力:50円(値上げ)
●九州電力:42円(値上げ)
●沖縄電力:50円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2018年12月 電気代の前月比】
●北海道電力:9円(値上げ)
●東北電力:39円(値上げ)
●東京電力:47円(値上げ)
●北陸電力:18円(値上げ)
●中部電力:55円(値上げ)
●関西電力:34円(値上げ)
●四国電力:26円(値上げ)
●中国電力:36円(値上げ)
●九州電力:33円(値上げ)
●沖縄電力:31円(値上げ)

※調査中の箇所は、正式な数値が判明次第更新します。

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今回も主に石油の価格上昇が燃料調節費へ反映された形となっています。

ここからは久しぶりに明るい話題になるのですが、実は原油の先物価格は10月頭より現在まで下降傾向にあります。

31年1月分はまだ上昇傾向にあった8~9月分の原油価格を含むため値上げになっていますが、来月あたりの速報ではもしかしたら一部地域では値下…なんて報告が出来るかもしれません。

もちろん、「何事も無ければ」の話なのですが。

※今回、2019年1月分の電気料金については、2018年8月~2018年10月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

気象庁の話では、今年の冬は暖冬になるとのこと。

単純に喜んでいい話では無いかと思いますが、電気の消費量と言う意味では有りがたい話なのかもしれませんね。

【電気料金速報】気が付けば12ヶ月連続!!12月の電気料金もやっぱり…

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】機が付けばヶ月連続!!12月の電気料金もやっぱり…

ここ最近、夜は冷え込む日が増えてきましたね。

先週は家族全員風邪をひいて大変だったんですが、季節の変わり目なので体調を崩されてる方もいらっしゃるかもしれませんね。

気が付けばあと二日で11月。徐々に冬の足音が近づいてきているようです。

11月も末になれば冷え込みがきつくなり、暖房機器のお世話になる日が増えてくるかと思います。

しかし、気温だけでなく財布の中身も冷え込みそうなニュースをお伝えしなければなりません。

正直私もここまで続くとは思ってなかったのですが、12月の電気代速報も大手10社全てで値上げになるとの報道がありました。

 

12月も電力大手10社全てで値上げに

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力各社は、ことし12月の電気料金をそろって値上げします。

火力発電の燃料となる石油や天然ガスの輸入価格が上昇しているのが要因です

※出典:NHK NEWS WEB
12月の電気料金 大手電力各社そろって値上げ

 

先月と同じくNHK WEBサイトの情報ですが、5ヶ月も連続で同じ内容ですと流石に掲載する情報が少なくなってくるようです。

ただ、間違いなく言えるのは家計の負担が年々増加していると言うこと。

昨年の同じ時期と比べて沖縄電力では680円ほど、東京電力では620円ほど電気料金が上昇しているようです。

1ヶ月だと数十円の話なのですが、流石にずっと上がり続けると…ゾッとしますね。

 

12月の電気代の値上げ幅は?

5ヶ月連続の大手10社全ての上昇ですが、いつまで続くのでしょうか?

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2018年12月 電気代の前月比】
●北海道電力:9円(値上げ)
●東北電力:39円(値上げ)
●東京電力:47円(値上げ)
●北陸電力:18円(値上げ)
●中部電力:55円(値上げ)
●関西電力:34円(値上げ)
●四国電力:26円(値上げ)
●中国電力:36円(値上げ)
●九州電力:33円(値上げ)
●沖縄電力:31円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2018年11月 電気代の前月比】
●北海道電力:53円(値上げ)
●東北電力:52円(値上げ)
●東京電力:65円(値上げ)
●北陸電力:31円(値上げ)
●中部電力:54円(値上げ)
●関西電力:36円(値上げ)
●四国電力:39円(値上げ)
●中国電力:52円(値上げ)
●九州電力:37円(値上げ)
●沖縄電力:73円(値上げ)

10社全てが値上げになるのは5ヶ月連続。

九州においては12カ月連続の上昇とのこと。

1月の電気料金と比較すると平均的な世帯で395円の負担増になるようです…

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今回も石油・石炭・LNG(液化天然ガス)全ての価格が上昇したために燃料調節費へ反映された結果の値上となりました。

正直な所、長期的な目を見ると2016年12月を境に、原油価格は上昇トレンドの一途を辿っています。

2017年6月までは幾分落ち着いた時期でもありましたが、そこからまた旧上昇。

こういった市場の流れから、一部地域では12カ月連続の電気代上昇と言う耳をふさぎたくなるような事実が発生しています。

一応、少しでも明るいニュースをお伝えするとするならば…

・2014年の価格に比べれば原油価格はまだマシな方である

・10月の原油価格は下落傾向。

という2点でしょうか。

10月の原油価格は確かに下がっているのですが、これから需要が増える冬場に突入するため、このまま一気に値下がりに転じる…といったことは無いのではないでしょうか。

※今回、2018年12月分の電気料金については、2018年7月~2018年9月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

ちなみに先日再エネ出力制限を実施した九州も値上げ。実に12ヶ月連続の値上げだそうです。

太陽光発電については、もう売電には期待せず節電目的での利用を考える時代が来ているように感じますね。

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