【電気料金速報】今月も値下げは好調!!5月の電気料金速報

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】まだまだ続く!?新年1発目の速報もやはり値上げで…

今年は桜の開花が早いなんて話も聞こえてきていますが、本当に暖冬でしたね。

わが家も昨年と比べて電気の使用量が減っていたようで、個人的には暖冬様様といった感じでした。

さて、今年もはや3回目となる電気料金速報。結果は予想がついていたのですがやはり嬉しいものですね。

4月の電気料金は、大手10社全てが値下げになりそうです。

 

平成31年5月は二カ月連続の全社値下げ!!

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電力大手10社は28日、5月の電気料金をそれぞれ引き下げると発表した。

算定基準となる昨年12月~今年2月の原油や液化天然ガス(LNG)の大幅な価格下落を反映させる。

下げ幅は標準家庭の月額料金で8~117円。全社そろっての値下げは2カ月連続となる。

※出典:時事通信
5月電気料金、全社下げ=最大117円、燃料安を反映-大手10社

 

良い感じが続いていますね。地域によっては3カ月連続、全国でも2ヶ月連続の全地域での値下げです。

ほんと、報告し甲斐があるってものですよ。

 

5月の電気代の値上げ幅は?

それでは具体的な下げ幅を見て見ましょう。

あれれ、先月も関西電力が一番値下げ幅が小さかったんですが、今回もそんな感じですね。

しかも3円…下手すりゃ来月は・・・

 

【2019年5月 電気代の前月比】
●北海道電力:109円(値下げ)
●東北電力:44円(値下げ)
●東京電力:65円(値下げ)
●北陸電力:52円(値下げ)
●中部電力:18円(値下げ)
●関西電力:3円(値下げ)
●四国電力:63円(値下げ)
●中国電力:62円(値下げ)
●九州電力:11円(値下げ)
●沖縄電力:117円(値下げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年4月 電気代の前月比】
●北海道電力:96円(値下げ)
●東北電力:39円(値下げ)
●東京電力:54円(値下げ)
●北陸電力:52円(値下げ)
●中部電力:18円(値下げ)
●関西電力:12円(値下げ)
●四国電力:55円(値下げ)
●中国電力:59円(値下げ)
●九州電力:40円(値下げ)
●沖縄電力:112円(値下げ)

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

先月の報告では、「来月は値上げかも…」といった匂いをちらつかせいていましたが、なんとか全地域で値下げとなる事が出来たようです。

しかし関西電力、危なかったですね。正直来月は厳しいんじゃないかと思います。

と言うのも年明けからの原油価格の上昇はま続いており、ガソリンの店頭価格などにも反映されてきています。

本当に来月は…やばいかもですね。

※今回、2019年5月分の電気料金については、2018年12月~2019年2月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

東京ではもう桜が見ごろのようですね。

急に寒くなったりする日もありますので、夜桜見物に行かれる方は気をつけて下さいね。

九州電力の英断!!電気料金削減を表明

九州電力の英断!!電気料金削減を表明
前回の記事の最後にお伝えしていましたね。

そうなんです、この値上げの4月と呼ばれる時期に、電力大手10社の中で唯一値下げに踏み切る会社があるんです!!
(※燃料調整の変動による価格変化は除きます)

地元の方はご存知の方も多いかと思いますが、どうやら九州電力が電気料金の値下げに踏み切るようです。

九州地区に朗報!!九州電力値下げ

Yahooニュースに、以下のような記事が掲載されていましたのでご紹介します。

食品や観光施設などの“値上げの春”が訪れている。そんな中、九州経済界の雄は、強力な“武器”を引っ提げて攻めに転じようとしている。

九州電力は4月1日からの電気料金の値下げに踏み切った。値下げ幅は平均で1.09%とわずかだが、約11年ぶりの決断である。

※出典:Yahoo!JAPAN ニュース
九州電力が「値上げの春」にあえて電気料金を値下げする理由

率にして約1%、電力量料金単価を値下げします。基本料金はそのまま、電気を使用した分の費用の約1%が値下げになる計算です。

具体的な金額は?

では、具体的な金額をお伝えしましょう。

以下、九州電力のHPに、今回の値下げに関する報告があり、そちらのデータになります。

料金プラン 電気料使用量概算 電気料金単価(1kWhあたり)
従量電灯B 30A/250kWh 6,620円 → 6,548円(72円安)
スマートファミリープラン 30A/350kWh 9,351円 → 9,250円(101円安)
電化でナイト・セレクト 6kw/610kWh 14,157円 → 13,980円(177円安)

ちなみに昨年関西電力が値下げした時は、平均で5.36%ほどの値下げに。

一般家庭の電気代だと、月額226円ほどの値下げになったようです。

それを基準に考えると少し物足りない気もしますが値下げが嬉しい事には変わりありませんよね。

なぜ、この時期に値下?

公式HPの読むと、2018年7月に玄海・川内の原子力発電所が再稼働し現在も安定して稼働していると言う事。

それに伴い経営効率化の取組状況を踏まえ…との事ですが、どうやらそれだけが原因ではないようです。

やはり一番の原因は、電力自由化による顧客流出で経営状況が悪化。これ以上の顧客流出を防ぐため…といった理由なのではないでしょうか。

そもそも九州電力は他の大手10社と比較してもかなり電気料金が安い地域。(そのせいで経営状態が悪かったのかもしれませんが)

そんな事情もあり、九州電力は値下げには慎重だったのですが、そうも言ってられない状況になった…と言ったところでしょうか。

ここ最近は燃料調整費も低い水準に落ち着いていますし、この流れが続くといいんですけどね。

余談ですが、4月1日と言えばエイプリルフール…もそうですが、新元号が発表される日のようですね。
いよいよ平成が終わってしまう日が来ちゃうんですねぇ。

【電気料金速報】値上げの春に電気は値下げ!?4月の電気料金速報

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】まだまだ続く!?新年1発目の速報もやはり値上げで…

今年は桜の開花が早いなんて話も聞こえてきていますが、本当に暖冬でしたね。

わが家も昨年と比べて電気の使用量が減っていたようで、個人的には暖冬様様といった感じでした。

さて、今年もはや3回目となる電気料金速報。結果は予想がついていたのですがやはり嬉しいものですね。

4月の電気料金は、大手10社全てが値下げになりそうです。

 

平成31年4月は久しぶりに値下げの地域も

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電力大手の4月の家庭向け電気料金の見通しが20日分かった。

全10社が3月に比べ値下げとなる。

火力発電の燃料として使う液化天然ガス(LNG)や石炭の価格下落を反映する。

LNGを原料とする大手都市ガス4社も料金を下げる。

※出典:sanspo.com
電気ガス全社が値下げ 4月料金、燃料費下落

 

先月は4社が値下げ・1社横ばいといった状況でしたが、今月は全社で値下げです。

ほんと、報告し甲斐があるってものですよ。

 

4月の電気代の値上げ幅は?

あれ、関西電力が一番値下げ幅が小さいんですね…

まぁ、下がっているのならぜいたくは言えませんけどね。

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2019年4月 電気代の前月比】
●北海道電力:96円(値下げ)
●東北電力:39円(値下げ)
●東京電力:54円(値下げ)
●北陸電力:52円(値下げ)
●中部電力:18円(値下げ)
●関西電力:12円(値下げ)
●四国電力:55円(値下げ)
●中国電力:59円(値下げ)
●九州電力:40円(値下げ)
●沖縄電力:112円(値下げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年3月 電気代の前月比】
●北海道電力:19円(値下げ)
●東北電力:13円(値上げ)
●東京電力:23円(値上げ)
●北陸電力:11円(値下げ)
●中部電力:36円(値上げ)
●関西電力:15円(値上げ)
●四国電力:6円(値下げ)
●中国電力:0円(横ばい)
●九州電力:10円(値上げ)
●沖縄電力:16円(値下げ)

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

昨年ずっと続いていた原油高の高騰がひと段落し、価格が下がり出した時期がちょうど今の燃料調整費にの計算にあてられています。

先月も最後にお伝えしましたが、4月までは値下げの方向で落ち着くと予想は出来ていました。

ただ、ここ最近の原油価格を見ると若干の上昇傾向。実は今年の1月からジワリジワリと上昇しているんですよね。

来月は…また悲しい報告をしなくちゃいけないかもですね。

※今回、2019年2月分の電気料金については、2018年11月~2019年1月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

毎年春は値上げの季節。今年も生活必需新の中でも色々なものが値上げされそうな気配。

そんな中、とある大手電力会社は値下げを発表しました。

詳しくは、次回の更新時にお伝えさせていただきますね。

【電気料金速報】やっと長い冬が終わる!?3月の電気料金速報

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】まだまだ続く!?新年1発目の速報もやはり値上げで…

気が付けば今年もほぼ1ヶ月。いいかげん正月気分は抜けて平常運転になってきた今日この頃ですが皆さん風邪なんかひかれてないですか?

暖冬のおかけか、大阪では滅茶苦茶寒いなと感じる日はあまりなかったような気がしますね。

恐らく、雨が少なかったのも原因かと思いますが。

さて、今年2回目となる電気料金速報ですが、もしかしたらTVなどでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

本当に久しぶりですね。10社全てが値上げと言わなくて良い月がやっと訪れました。

3月の電気料金は、5社が値上げ、4社が値下げ、1社が横ばいです。

 

平成31年3月は久しぶりに値下げの地域も

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力10社はことし3月の電気料金を発表し、火力発電の燃料の輸入価格が上がったことから、半数の5社が値上げすることになりました。

※出典:NHK WEB NEWS
3月の電気料金 5社が値上げ

 

いやー実に丸1年上がり続けていたんですよ、電気代は。

上がらなかっただけでも、本当にうれしいですよね!?

といっても、半分はまだ値上げなんですけどね…

 

3月の電気代の値上げ幅は?

やはり、値下げの地域があるだけで記事を書くのも気が楽ですね(笑)

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2019年3月 電気代の前月比】
●北海道電力:19円(値下げ)
●東北電力:13円(値上げ)
●東京電力:23円(値上げ)
●北陸電力:11円(値下げ)
●中部電力:36円(値上げ)
●関西電力:15円(値上げ)
●四国電力:6円(値下げ)
●中国電力:0円(横ばい)
●九州電力:10円(値上げ)
●沖縄電力:16円(値下げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年2月 電気代の前月比】
●北海道電力:40円(値上げ)
●東北電力:50円(値上げ)
●東京電力:78円(値上げ)
●北陸電力:26円(値上げ)
●中部電力:75円(値上げ)
●関西電力:39円(値上げ)
●四国電力:32円(値上げ)
●中国電力:44円(値上げ)
●九州電力:40円(値上げ)
●沖縄電力:47円(値上げ)

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

上記前月比を見て頂くとお分かりになるかと思いますが、値上げになっている地域も値上げ幅としては過去と比較し少なめになっています。

原油価格が下落しているのが一番の原因で、11月よりお伝えしていました「そろそろ下がるかも!?」というの発言がやっと現実になったといったところです。

実際値下げになった地域は管内の火力発電の比率が多い地域は値下げになっている模様です。

※今回、2019年2月分の電気料金については、2018年10月~2018年12月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

実は年明け1月からは、原油価格が少しづつ上昇してきています。

向こう3月ほどは恐らく電気料金も下がる方向かと思いますが、5月あたりからはまた微妙な感じになるかもしれませんね。

【電気料金速報】まだまだ続く!?新年1発目の速報もやはり値上げで…

【電気料金速報】まだまだ続く!?新年1発目の速報もやはり値上げで…

新年明けましておめでとうございます。

この月曜日から仕事始めという方も多いかと思いますが、まだまだお正月気分が抜けてない方も多いのでは?

おかげさまで正月はゆっくり過ごす事が出来たせいか、新年一発目の仕事はどうも正月ボケが抜けが酷かったように思います(苦笑)

いいかげん、仕事モードに切り替えていかないとマズイですね。

さて、新年1回目となる電気料金速報をお届けします。

昨年はひたすら値上げのご報告ばかりしていたような気がしますが、残念ながらこの流れは今月も続いています。

大手10社全てで、2019年2月も値上げするとの発表がありました。

 

平成31年2月も電力大手10社全てで値上げ

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力各社は火力発電の燃料の輸入価格が上昇したことから、2019年2月の電気料金をそろって値上げする。NHKニュースが報じた。

※出典:ライブドアニュース速報
電気料金 2019年2月から全社値上げへ

 

東京電力管内は13カ月連続の値上げ。

本当に1年間ずっと値上げだったんですね、去年は…

 

2月の電気代の値上げ幅は?

この速報を始めたころは、まさかここまで値上げの一辺倒になるとは思ってもいませんでしたよ…

10社すべてが値上げとなるのは7カ月連続との事です。

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2019年2月 電気代の前月比】
●北海道電力:40円(値上げ)
●東北電力:50円(値上げ)
●東京電力:78円(値上げ)
●北陸電力:26円(値上げ)
●中部電力:75円(値上げ)
●関西電力:39円(値上げ)
●四国電力:32円(値上げ)
●中国電力:44円(値上げ)
●九州電力:40円(値上げ)
●沖縄電力:47円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2019年1月 電気代の前月比】
●北海道電力:32円(値上げ)
●東北電力:57円(値上げ)
●東京電力:78円(値上げ)
●北陸電力:24円(値上げ)
●中部電力:75円(値上げ)
●関西電力:52円(値上げ)
●四国電力:33円(値上げ)
●中国電力:50円(値上げ)
●九州電力:42円(値上げ)
●沖縄電力:50円(値上げ)

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今回も主に石油の価格上昇が燃料調節費へ反映された形となっています。

先月の速報で、原油の先物価格が2018年10月より下落傾向にあるとお伝えさせていただきました。

年が明けて1月からは少し落ち着いた値動きになっていますが、これは需要が高まる冬場である事が主たる原因かと思われます。

米中の貿易摩擦問題・イギリスのEU離脱問題等世界経済に大きな影響を与えそうなネタは多々あるのですが、来月こそは値下げになるんじゃないかなとは思っていますがどうなるでしょうか?

もちろん、これも先月と同じく「何事も無ければ」の話なのですが。

※今回、2019年2月分の電気料金については、2018年9月~2018年11月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

【電気料金速報】平成最後の正月もやっぱり値上げ。1月の電気料金速報

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】平成最後の正月もやっぱり値上げ。1月の電気料金速報

気が付けば今年も残すところ1ヶ月。

忘年会に年賀状の準備、年末の挨拶回りなんてしてたら…もう1ヶ月なんてすぐですよ、すぐ。

そして年始早々、平成最後の1月も電気代は値上げの月から1年が始まります。

しかも今回も大手10社全部、まとめて値上げになるようです。

 

平成31年1月も電力大手10社全てで値上げに

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電力・都市ガス料金の値上げが続いている。原油などの資源価格の高騰を受け、暖房で使用量の多くなる2019年1月の料金を全社が値上げする見通しだ。

東京電力は12カ月連続で値上げする。

東電は平均的な使用量の料金では17年1月と比較すると約1200円弱高い水準。

資源価格の高騰が家計や企業収益の重荷になりそうだ。

※出典:日本経済新聞社
資源高騰、家計や企業の重荷に 1月の電力・ガス全社値上げへ 東電は12カ月連続

 

東電は12カ月連続との事ですが、九州電力は13カ月連続。

しかし、東電が17年1月と比較し1200円ほどの値上げとは…

もちろん、これは東電管内に限った話ではなく、程度の差はあれど国内全域で電気代が上昇し続けているようです。

 

1月の電気代の値上げ幅は?

たまには10社すべてで値下げ!!とかお伝えしたいんですがね…

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2019年1月 電気代の前月比】
●北海道電力:32円(値上げ)
●東北電力:57円(値上げ)
●東京電力:78円(値上げ)
●北陸電力:24円(値上げ)
●中部電力:75円(値上げ)
●関西電力:52円(値上げ)
●四国電力:33円(値上げ)
●中国電力:50円(値上げ)
●九州電力:42円(値上げ)
●沖縄電力:50円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2018年12月 電気代の前月比】
●北海道電力:9円(値上げ)
●東北電力:39円(値上げ)
●東京電力:47円(値上げ)
●北陸電力:18円(値上げ)
●中部電力:55円(値上げ)
●関西電力:34円(値上げ)
●四国電力:26円(値上げ)
●中国電力:36円(値上げ)
●九州電力:33円(値上げ)
●沖縄電力:31円(値上げ)

※調査中の箇所は、正式な数値が判明次第更新します。

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今回も主に石油の価格上昇が燃料調節費へ反映された形となっています。

ここからは久しぶりに明るい話題になるのですが、実は原油の先物価格は10月頭より現在まで下降傾向にあります。

31年1月分はまだ上昇傾向にあった8~9月分の原油価格を含むため値上げになっていますが、来月あたりの速報ではもしかしたら一部地域では値下…なんて報告が出来るかもしれません。

もちろん、「何事も無ければ」の話なのですが。

※今回、2019年1月分の電気料金については、2018年8月~2018年10月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

気象庁の話では、今年の冬は暖冬になるとのこと。

単純に喜んでいい話では無いかと思いますが、電気の消費量と言う意味では有りがたい話なのかもしれませんね。

【電気料金速報】気が付けば12ヶ月連続!!12月の電気料金もやっぱり…

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】機が付けばヶ月連続!!12月の電気料金もやっぱり…

ここ最近、夜は冷え込む日が増えてきましたね。

先週は家族全員風邪をひいて大変だったんですが、季節の変わり目なので体調を崩されてる方もいらっしゃるかもしれませんね。

気が付けばあと二日で11月。徐々に冬の足音が近づいてきているようです。

11月も末になれば冷え込みがきつくなり、暖房機器のお世話になる日が増えてくるかと思います。

しかし、気温だけでなく財布の中身も冷え込みそうなニュースをお伝えしなければなりません。

正直私もここまで続くとは思ってなかったのですが、12月の電気代速報も大手10社全てで値上げになるとの報道がありました。

 

12月も電力大手10社全てで値上げに

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力各社は、ことし12月の電気料金をそろって値上げします。

火力発電の燃料となる石油や天然ガスの輸入価格が上昇しているのが要因です

※出典:NHK NEWS WEB
12月の電気料金 大手電力各社そろって値上げ

 

先月と同じくNHK WEBサイトの情報ですが、5ヶ月も連続で同じ内容ですと流石に掲載する情報が少なくなってくるようです。

ただ、間違いなく言えるのは家計の負担が年々増加していると言うこと。

昨年の同じ時期と比べて沖縄電力では680円ほど、東京電力では620円ほど電気料金が上昇しているようです。

1ヶ月だと数十円の話なのですが、流石にずっと上がり続けると…ゾッとしますね。

 

12月の電気代の値上げ幅は?

5ヶ月連続の大手10社全ての上昇ですが、いつまで続くのでしょうか?

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2018年12月 電気代の前月比】
●北海道電力:9円(値上げ)
●東北電力:39円(値上げ)
●東京電力:47円(値上げ)
●北陸電力:18円(値上げ)
●中部電力:55円(値上げ)
●関西電力:34円(値上げ)
●四国電力:26円(値上げ)
●中国電力:36円(値上げ)
●九州電力:33円(値上げ)
●沖縄電力:31円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2018年11月 電気代の前月比】
●北海道電力:53円(値上げ)
●東北電力:52円(値上げ)
●東京電力:65円(値上げ)
●北陸電力:31円(値上げ)
●中部電力:54円(値上げ)
●関西電力:36円(値上げ)
●四国電力:39円(値上げ)
●中国電力:52円(値上げ)
●九州電力:37円(値上げ)
●沖縄電力:73円(値上げ)

10社全てが値上げになるのは5ヶ月連続。

九州においては12カ月連続の上昇とのこと。

1月の電気料金と比較すると平均的な世帯で395円の負担増になるようです…

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今回も石油・石炭・LNG(液化天然ガス)全ての価格が上昇したために燃料調節費へ反映された結果の値上となりました。

正直な所、長期的な目を見ると2016年12月を境に、原油価格は上昇トレンドの一途を辿っています。

2017年6月までは幾分落ち着いた時期でもありましたが、そこからまた旧上昇。

こういった市場の流れから、一部地域では12カ月連続の電気代上昇と言う耳をふさぎたくなるような事実が発生しています。

一応、少しでも明るいニュースをお伝えするとするならば…

・2014年の価格に比べれば原油価格はまだマシな方である

・10月の原油価格は下落傾向。

という2点でしょうか。

10月の原油価格は確かに下がっているのですが、これから需要が増える冬場に突入するため、このまま一気に値下がりに転じる…といったことは無いのではないでしょうか。

※今回、2018年12月分の電気料金については、2018年7月~2018年9月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

ちなみに先日再エネ出力制限を実施した九州も値上げ。実に12ヶ月連続の値上げだそうです。

太陽光発電については、もう売電には期待せず節電目的での利用を考える時代が来ているように感じますね。

九州電力圏内にて、初の再エネ出力制限が実施 その2

太陽光発電の住宅

太陽光発電の住宅

前回は、そもそも再エネ出力制限とは何なのか?制限しないとどのような問題が起こるのか?

というご説明をさせていただきました。

前回の記事をまだ読まれていない方は、こちらからお読みになられてくださいね。
九州電力圏内にて、初の再エネ出力制限が実施 その1

 

実はこの記事をあげた直後、九州電力は13日に再エネの出力制限実施の可能性を示唆し、実際に13日には制限がなされてしまいました。

 

九州電力 13日に再エネ出力制限を実施

九州電力は10月13日、太陽光発電の出力制御(出力抑制)を実施した。

離島を除くと、国内初。いずれは不可避と言われてきた出力抑制が、ついに現実のものとなった。

実施の前々日に当たる10月11日夕刻、九電は「13日に出力制御の可能性あり」と発表。

前日12日の17時頃に実施を決め、制御対象となる太陽光発電事業者に通知した。

※出典:日経ビジネスON LINE
九電が国内初の太陽光出力制御、回避の道は?

 

結局九州電力は13日・14日の2日間出力制限を実施。来週の週末も実施する可能性を残しました。

今回の出力制御の対象は太陽光発電事業者の9759件で、一般家庭は対象外となりました。

地域は九州電力管内の福岡、佐賀、長崎、大分が大多数を占め、一部鹿児島・宮崎も制限対象となりました。

 

再エネ出力制限は何故実施されたのか?

簡単に説明すると、今回の制限は九州電力圏内で発電している電力が需要を大きく上回る可能性があり

「発電され過ぎなので、太陽光発電は少し発電を抑えて下さいね」

と言うことです。

 

先日もお伝えしましたが、電気は溜めておくことが出来ず、必要な分だけ発電、送電する事が求められます。

これらのバランスが崩れた場合、先日の北海道胆振東部地震の時のように、道内全域が停電すると言うブラックアウトが発生する可能性があるのです。

 

元々九州は日照時間が長く太陽光発電には向く地域であるため、太陽光発電の導入が進んでいるエリアになります。

つまり、他のエリアに比べて発電量が多いと言うこと。

春や秋になると空調機器による電力消費が落ちるため、九州電力管内の消費電力は減少します。

このような事情により、だいぶ気温も下がってきた10月の末に出力制限が実施される事となったのです。

 

出力制限は回避できなかったのか?

九州電力も様々な手を尽くし出力制限を回避すべく頑張っていました。

 

1:火力、水力発電所を停止

2:他の電力会社(中国・四国電力)へ電気を送電

3:揚水運転による再エネの余剰電力の吸収

 

3については聞きなれない言葉があるかと思うので簡単に説明すると、先程もお伝えした通り電気は溜めておくことが出来ません。

ですので水力発電所で使用する水を電気機器を使ってくみ上げ備蓄しておくことで、後々発電に使う水を溜めておこうと言う考え方です。

九種電力管内では原子力発電所も何基か稼働しておりますが、こちらについては停止・再稼働が非常に面倒なため今回の対策には対象外となっています。

もちろん、これで完璧だったのか?と聞かれると正直YESとは言えないのですが、これらの対策をしてもなお電力が余ると言う事態に陥ったわけです。

日々の電気料金は上がり続けているにも関わらず…です。

 

当面の所、関西には影響が無さそうな出力制限ではありますが、しばらくは動向を注視しておきたいと思います。

九州電力圏内にて、初の再エネ出力制限が実施 その1

九州電力圏内にて、初の再エネ出力制限が実施

電気料金速報では毎月の値上げをお伝えしていますが、一方で電気料金にも影響しかねない少し気になるニュースが入ってきたのでご紹介しようと思います。

 

タイトルを見ると、「九州電力圏内にて、初の再エネ出力制限が実施」

「再エネ出力制限!?」何それ!?

と言う人がほとんどかと思いますので先に解りやすくご説明すると…

 

再生可能エネルギー(太陽光や風力発電など)を大手電力会社(今回は九州電力)に販売している企業に対し、九州電力側が再生可能エネルギーの発電を抑えてくれませんかとお願いしている…

 

という話です。

 

九州電力は10日、太陽光や風力発電などの再生可能エネルギー事業者に対し、発電を一時停止する「出力制御」を要請する方針を表明した。

大規模停電の原因になり得る過剰な発電を抑制し、電力需給のバランスを維持するのが目的。離島での実施例はあるが、広域での太陽光発電などの停止要請は国内初となる。

※出典:時事通信社
太陽光発電、初の一時停止へ=供給過多による大規模停電防止-九電へ

そもそも、何故九州電力は自然に優しい再生可能エネルギーの受け入れを停止しなくてはらなないのでしょうか?

一番の原因は、まだ記憶に新しい平成30年北海道胆振東部地震において発生した「ブラックアウト」です。

 

ブラックアウトとは

一時期テレビ等でかなり報道されていましたのでご存知の方もいらっしゃるかとは思いますがおさらいの意味も込めて簡単にご説明しますね。

「平成30年北海道胆振東部地震」では、地震発生後北海道電力管内の全ての地域で停電が発生すると言う事態が発生しました。

これは現状の大手電力会社が運営する形となってからは初めての事で、東日本大震災発生時、福島第一原発の事故が発生した時でさえ発生しなかった大規模停電が北海道で発生した事になります。

 

ブラックアウトは何故発生する?

大前提として、「電気は溜めておくことが出来ない」エネルギーです。

蓄電池や自動車のバッテリーを思い浮かべると不思議なような気もしますが、大手電力会社では管内の毎月の電力使用量を予測し必要な分だけ電力を発電・供給しています。

 

細かい経緯は省略しますが、北海道胆振東部地震では道内の生産能力の4割超を占める苫東厚真火力発電所が停止。

このため電力供給が不安定となり、道内全域を巻き込んだ大規模停電が発生しました。

 

電気には「周波数」と言うものがあり、電力の需要と供給が安定している時は問題ないのですが、どちらかが過多になった場合周波数の値が大きく変動します。

周波数が乱れると発電所の機器に様々な悪影響を与える可能性があるため、発電所は周波数の乱れを感知した場合運転を停止します。

こうする事により発電所の被害を最小限に抑えることがき、停電も比較的短時間で抑えることが可能なわけです。

しかし、道内随一の発電量である苫東厚真火力発電所の停止は、結果として他の発電所に負荷がかかり、連鎖的に停電を拡散させる結果となってしまいました。

 

一言でいえば、

「電気は必要な分をその都度生産・供給しないと停電する可能性がある」

と言うことですね。

 

勘のいい人はここで気づかれた方がいらっしゃるとは思いますが…

「電気の発電量が多すぎても周波数が乱れ、大規模停電が発生する可能性がある」

とも言えるのです。

 

なので今回の九州電力の発表は、

「管内の発電量が電力需要を上回りそうだから下手すれば大規模停電が起きるかも。なので、ちょっと再生可能エネルギーを作るの抑えてくれませんか?」

というお願いなのです。

少し長くなりましたので続きは次回に。
次回は出力制限についてもう少し具体的な所を掘り下げて見たいと思います。

【電気料金速報】4カ月連続値上げになるか!?11月の電気料金推移は?

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】雨天続く秋空。11月の電気代も暗雲漂う!?

先日の記事でも書きましたが、今年は本当に天災が多いですね。

この週末も大型の台風が接近。しかも日本列島縦断コース。

関西でも一部の地域では数日停電が続きましたが、今回はそのような事にならなければいいんですが…

暗雲立ち込めるのは空模様だけではありません。

11月の電気代速報が発表されましたが、4ヶ月連続で大手10社全てで値上げになるようです。

 

11月も電力大手10社全てで値上げに

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力各社はことし11月の電気料金をそろって値上げすることになりました。

火力発電の燃料となる石油や天然ガスなどの輸入価格の上昇が続いているためです。

※出典:NHK NEWS WEB
大手電力各社 11月の電気料金そろって値上げへ

 

「実は上記引用のNHKのサイトですが、当サイトで転載している部分は先月と全く同じです。(9月→10月以外)」

と言うコメントを前回書いたのですが。今月も全く同じですね。

 

11月の電気代の値上げ幅は?

もう4ヶ月連続になるんですねぇ。

本当に、ジワリジワリと上がっているので気がつきにくいんですが、着実に電気料金は値上げの一途をたどっているようです。

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2018年10月 電気代の前月比】
●北海道電力:53円(値上げ)
●東北電力:52円(値上げ)
●東京電力:65円(値上げ)
●北陸電力:31円(値上げ)
●中部電力:54円(値上げ)
●関西電力:36円(値上げ)
●四国電力:39円(値上げ)
●中国電力:52円(値上げ)
●九州電力:37円(値上げ)
●沖縄電力:73円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2018年10月 電気代の前月比】
●北海道電力:85円(値上げ)
●東北電力:54円(値上げ)
●東京電力:83円(値上げ)
●北陸電力:50円(値上げ)
●中部電力:52円(値上げ)
●関西電力:31円(値上げ)
●四国電力:60円(値上げ)
●中国電力:62円(値上げ)
●九州電力:50円(値上げ)
●沖縄電力:96円(値上げ)

10社全てが値上げになるのは4ヶ月連続。

ただ、東北・中国・四国・九州においては11カ月連続の上昇とのこと。

これって結構バカにならない数字ですよ!?

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今回も石油・石炭・LNG(液化天然ガス)全ての価格が上昇したために燃料調節費へ反映された結果の値上となりました。

先日のニュースでは、国際原油価格の上昇が止まらず、2014年11月以来の最高値を記録したそうです。

ご存知の通り、米国トランプ大統領の対イラン政策により原油の市場には警戒感が溢れています。

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国は原油価格が上昇しないよう圧力を掛ける米国に対し、急な増産をしない方向で合意。

これが更なる価格上昇に一役買っているようです。

石油価格の上昇は、他の原料にも少なからず影響を与えます。

原油価格の上昇はそう長くは続かないとの意見もありますが、現状を見る限りではしばらくの間は上昇傾向が続くとみる専門家が多いようです。

※今回、2018年11月分の電気料金については、2018年6月~2018年8月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

このままだと年末には「今年はずーっと値上げでした」なんて報告をしなきゃいけないような気がしますね…

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