台風21号・北海道地震で被災された皆様へ、心よりお見舞いを申し上げます。

東京のビル群
この度の台風21号の災害並びに北海道地震により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

北海道では道内全域で停電状態が発生、一部地域を除き全面復旧にはかなりの時間がかかるとの報道もございます。

また、関西国際空港を始め関西エリアでも一部交通網の遮断、さらには建物の倒壊等被害の報告がございます。

この週末は全国的に天候が悪く、余震などにより二次災害が発生する可能性も考えられます。

どうかくれぐれも身の安全を第一に考え行動なされてください。

 

皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心より お祈り申し上げます。

 

 

株式会社クロスサポート

【電気料金速報】3カ月連続値上げになるか!?10月の電気料金推移は?

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】まだまだ続く!!9月も電気料金の値上げが…

散々猛威を振るった酷暑も若干ではありますが陰りが見え始めた今日。

今月の電気代は、みなさんかなりの増額になってはいませんか?

暑がりである私の妻も、連日の猛暑日には耐え切れずエアコンの使用時間が伸びる日々。

来月の電気代の請求は、過去最高になるかもしれませんね…

そうそう、10月の電気代のお話でしたね。

皆さんお気づきかと思いますが、残念ながら10月も値上げの見込みです。

しかも、電力大手10社全てで値上げとの発表がありました。

 

10月も電力大手10社全てで値上げに

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力各社は、ことし10月の電気料金をそろって値上げすることになりました。

火力発電の燃料となる石油や天然ガスなどの輸入価格が上昇したためです。

※出典:NHK NEWS WEB
大手電力各社 10月の電気料金そろって値上げへ

 

実は上記引用のNHKのサイトですが、当サイトで転載している部分は先月と全く同じです。(9月→10月以外)

 

10月の電気代の値上げ幅は?

かれこれ3ヶ月連続になるそうですが、今回「も」大手10社すべてが値上げになります。

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2018年10月 電気代の前月比】
●北海道電力:85円(値上げ)
●東北電力:54円(値上げ)
●東京電力:83円(値上げ)
●北陸電力:50円(値上げ)
●中部電力:52円(値上げ)
●関西電力:31円(値上げ)
●四国電力:60円(値上げ)
●中国電力:62円(値上げ)
●九州電力:50円(値上げ)
●沖縄電力:96円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2018年9月 電気代の前月比】
●北海道電力:57円(値上げ)
●東北電力:47円(値上げ)
●東京電力:65円(値上げ)
●北陸電力:33円(値上げ)
●中部電力:50円(値上げ)
●関西電力:29円(値上げ)
●四国電力:42円(値上げ)
●中国電力:50円(値上げ)
●九州電力:40円(値上げ)
●沖縄電力:73円(値上げ)

先月の速報では、8月→9月で値上げ幅が大きく感じるとお伝えしました。

しかし、10月は全ての地域で前月比100%以上の上昇率となっています。

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今回も石油・LNG(液化天然ガス)の調達コスト上昇が価格に反映された形です。

実は原油価格についてはここ1年ほど右肩上がりの状況が続いており、昨年6月の原油価格と今年の6月では約1.5倍も上昇しています。

米国の貿易問題についても進展が見られない今、エネルギー関連についてもあまり明るいニュースが無いのが現状です。

※今回、2018年10月分の電気料金については、2018年5月~2018年7月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

電気料金の値下がりが期待できない今、せめて気温だけでもマシになってくれればとは思うんですが…

残念ながらこちらもしばらく残暑が続きそうな気配。

みなさん、くれぐれも体調管理にはお気をつけて。

【電気料金速報】まだまだ続く!!9月も電気料金の値上げが…

【電気料金速報】まだまだ続く!!9月も電気料金の値上げが…

例年以上の猛暑が続く今日この頃。皆さんの家庭でも例年と比較し電気の使用量が増えているのではないでしょうか?

そんなお財布事情にも厳しい今日この頃、さらに厳しいお話をしなくてはなりません。

そう、9月も電力大手10社全てで値上げとの発表がありました。

 

9月も電力大手10社全てで値上げに

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力各社は、ことし9月の電気料金をそろって値上げすることになりました。

火力発電の燃料となる石油や天然ガスなどの輸入価格が上昇したためです。

※出典:NHK NEWS WEB
9月の電気料金 全社が値上げ 都市ガス大手も値上げ

 

ガスも大手4社で揃って値上げ。ほんと厳しい状態が続きますね…

 

9月の電気代の値上げ幅は?

かれこれヶ月連続になるそうですが、今回「も」大手10社すべてが値上げになります。

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2018年9月 電気代の前月比】
●北海道電力:57円(値上げ))
●東北電力:47円(値上げ)
●東京電力:65円(値上げ)
●北陸電力:33円(値上げ)
●中部電力:50円(値上げ)
●関西電力:29円(値上げ)
●四国電力:42円(値上げ)
●中国電力:50円(値上げ)
●九州電力:40円(値上げ)
●沖縄電力:73円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2018年8月 電気代の前月比】
●北海道電力:17円(値上げ))
●東北電力:26円(値上げ)
●東京電力:37円(値上げ)
●北陸電力:13円(値上げ)
●中部電力:34円(値上げ)
●関西電力:18円(値上げ)
●四国電力:13円(値上げ)
●中国電力:26円(値上げ)
●九州電力:18円(値上げ)
●沖縄電力:18円(値上げ)

先月と比較し、値上げ幅が大きく感じますね。

特に沖縄電力・中国電力・中部電力・東京電力については2ヶ月で100円近い値上げになっています。

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今回は石油・LNG(液化天然ガス)の調達コスト上昇が価格に反映された形となっています。

実際、原油・LNGについて価格上昇の要因となりそうな事柄をあげて見ると…

 

【原油】
・米国の制裁により市場へのイラン産原油の供給が減る可能性を懸念
・米国の貿易摩擦問題により原油価格の不安定化

【LNG】
・耐環境改善のため中国からの需要が大幅増

 

原油は3月よりずっと上昇傾向。正直落ち着きそうなネタが無いのが現状です。

LNGは原油価格に比べればまだましな推移だとは思うのですが、中国次第では今後さらならる価格上昇が発生する可能性は大いに考えられますね。

※今回、2018年8月分の電気料金については、2018年4月~2018年6月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

「今年は暑いな~」なんて言葉、この時期になったら毎年聞いていたはずなのですが。

今年は日本各地で連日35度を超える猛暑日が続く毎日。夜は夜で25度を超える熱帯夜が続き、室内ではずっとエアコンが稼働しっぱなしと言う家も多いのではないでしょうか?

このまま8月も同じような暑い日簿が続きそうな感じですが、9月も同じような例年以上の暑い日が続くのでしょうか?

財布に厳しい値上げのお話でしたが、冷房を適切に利用し熱中症にはくれぐれも注意されてくださいね。

電力大手10社 計画停電に関する考え方を発表

電力大手10社 計画停電に関する考え方を発表

相変わらず暑い日々が続く7月。テレビでは日々熱中症に関する注意喚起がなされ一歩外に出るともう汗だくに…なんて日々が続いていますね。

わが家でも朝からエアコン嫌いの妻がエアコンを稼働させたりと、例年より消費電力があがってそうな状況です。

もちろんそれはどこの世帯でも同じでしょうし、実際問題春と比べて国内全体の消費電力が増加しています。

 

今のところ電力の供給量は問題なさそうな感じですが、先の西日本豪雨のように何か災害が発生した時には電力の供給が滞る可能性も0ではりません。

そんななか、電力広域的運営推進機関と送電事業者大手10社は計画停電に関する考え方を公表したと言うニュースが流れてきました。

 

そもそも計画停電とは?

まずは計画停電と言うものがどういうものかご説明しますね。

猛暑による需要増加や災害等による発電・送電設備の不具合等が発生し得電力の供給量に問題が発生した場合、最悪該当する電力事業者の管轄内において大規模な停電が発生する可能性があります。

こういった事態を避けるため、電力会社が予め電力事業者が日時や時間、一般家庭や事業用といった用途を指定し計画的に電力の供給を停止する事で大規模な停電を避ける手法で、特に地域を区分して順番に停止を実施する場合は輪番停電とも言われます。

 

実際2011年の東日本大震災の発生時、東京電力の管轄内に置いて大規模な計画停電が実施されました。

各電力会社による考え方について

計画停電は実施する地域により詳細が異なります。
大手10社では、自社のHPに詳細な情報が公開されています。

各ページには、本日の電力需要のお知らせなど様々な情報が公開されていますので、一度ご覧になってはいかがですか?

 

計画停電の例:関西電力

関西電力の管轄エリアを6グループに分け、各グループ約2時間程度順番に停電を実施します。
停電時間帯が公平となるように、毎日1時間づつ停電する時間はずれます。

【該当する都道府県】
大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山

※参考 関西電力:万が一の備えとしての計画停電準備について

 

本件は去年の10月、総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)による審議会で、災害時等緊急時の対応として電力大手10社に向けて計画停電の対応を考えるよう指示が出されたために発表されたようです。

もちろん、こういった状況にならない事に越した事は無いのですが、昨今の異常気象や地震など災害を予測する事が困難な事態が現実として発生している以上、自身や家族の身を守るための知識として知っておいた方が良いかもしれませんね。

西日本豪雨災害で被災された皆様へ、心よりお見舞いを申し上げます。

東京のビル群
この度の西日本豪雨災害により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

気象庁では、今後西日本は真夏日が続くとの予報が発表されております。

今なお避難所にて生活されている皆様、地域の復興のため尽力されている皆様にはご苦労が絶えないかと思いますが、体調に気を付けてお過ごしください。

 

皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心より お祈り申し上げます。

 

 

株式会社クロスサポート

【電気料金速報】8月は値上げの夏!!大手10社値上げへ

【電気料金速報】8月は値上げの夏!!大手10社値上げへ

前回の電気料金速報では、「8月もあまり良い報告はできそうにない」とお伝えしました。

残念ながら予想通りの結果になりましたね…

8月の電気料金は、大手10社全てで値上げとなるようです。

 

8月は電力大手10社全てで値上げに

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電力大手10社は28日、8月の電気料金をそれぞれ前月より引き上げると発表した。

火力発電の燃料となる原油や液化天然ガス(LNG)の価格上昇を反映したもので、全社が値上げするのは2カ月ぶり。

※出典:時事通信社 
電気・ガス大手、8月に一斉値上げ=燃料価格上昇で

 

「大手10社全てが値上げするのは2ヶ月ぶり」だそうですが、先月も6社が値上げだったんですよねぇ。

 

8月の電気代の値上げ幅は?

かれこれ4ヶ月連続になるそうですが、今回「も」大手10社すべてが値上げになります。

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2018年7月 電気代の前月比】
●北海道電力:17円(値上げ))
●東北電力:26円(値上げ)
●東京電力:37円(値上げ)
●北陸電力:13円(値上げ)
●中部電力:34円(値上げ)
●関西電力:18円(値上げ)
●四国電力:13円(値上げ)
●中国電力:26円(値上げ)
●九州電力:18円(値上げ)
●沖縄電力:18円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2018年7月 電気代の前月比】
●北海道電力:-7円(値下げ)
●東北電力:13円(値上げ)
●東京電力:10円(値上げ)
●北陸電力:0円
●中部電力:18円(値上げ)
●関西電力:226円(値下げ)
●四国電力:5円(値上げ)
●中国電力:5円(値上げ)
●九州電力:7円(値上げ)
●沖縄電力:0円

関西電力については、先月原発稼働の影響で値下げされたばかりなんですが。

流石に燃料調達費の上昇には勝てず、値上げとなってしまいましたね。

関西電力、原発稼働により大幅値下げへ

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今回については石油・石炭・LNG(液化天然ガス)といった燃料全ての調達コスト上昇、大手10社全てに響いた形となっています。

もちろん大手ガス4社もそろって値上げとなりました。

原油価格については米国のイラン核合意への離脱関連の問題により、緩やかにではありますが上昇気配。

実際問題、昨年7月よりずっと右肩上がりではあるんですがね。

OPEC加盟国に、トランプ大統領が価格の引き下げを要望しているようですが、正直これだけでは厳しいのではないかと思いますね。

※今回、2018年8月分の電気料金については、2018年3月~2018年5月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

ある程度予想していたことではありますが、やはり値上げになりましたね。

この記事を書き始めて結構期間が経ちましたので、そのうち価格推移のグラフでも作成してみようかと考えています。

完成しましたら、またご報告させてもらいますね。

まだまだ続く!?関西電力・大阪ガスの価格競争

まだまだ続く!?関西電力・大阪ガスの価格競争
予想はしていましたが、やはり素早い対応でしたね~

先日関西電力が大浜原発の稼働に伴い電気料金を値下げすると言う情報をお伝えしましたが、発表から1月きもたたないうちに大阪ガスが反撃。

大阪ガスは、7月より自社で提供する電力自由化の料金を値下げすると発表しました。

●大浜原発稼働による関西電力の値下げ記事はこちら

関西電力、原発稼働により大幅値下げへ

 

大阪ガス、関西電力に対抗し値下げへ

以下、メディアからの情報です

大阪ガスは5日、7月1日から電気料金を値下げすると発表した。

4人家族をモデルとしたケース(月間使用量370キロワット時)では4.6%の値下げとなり、使用量が多い家庭ほど割安になるよう設計した。

関西電力が大飯原発3、4号機の再稼働によって7月から家庭向け中心の規制分野で4.03%値下げするのに対抗した。

※出典:毎日新聞
大阪ガス 7月から電気料金値下げ 4.6% 関電に対抗

あれ、先月NHKの情報だと、関西電力の値下げは一般的な世帯で約5.36%の値下げだったと思うんですけど…

正直この辺りは情報を出す側が有利になるように計算しているかと思うので細かい数値はあまりあてにならない事が多いのですが。

ただ、大阪ガスの発表としては、「7月からの電気料金の値下げは、関西電力より大阪ガスの方が値下げしますよ。」と言いたいようです。

実際問題、大阪ガスは関西電力が値下げを発表する前までは電気料金の優位性を確保していましたが、大浜原発がらみの値下げで立場は逆転。

このままではまずい…と言うのが大阪ガス経営陣の判断なんでしょうね。

 

関西電力・大阪ガスの価格抗争の歴史

対象年度 関西電力 大阪ガス
平成28年4月1日 電力自由化で大阪ガスが参入
平成28年12月27日 大阪ガスより安い料金プランを発表
平成29年1月5日 関西電力より安いプランを発表
平成29年1月12日 料金プランの改正で値下げへ
平成29年4月1日 ガス自由化に関西電力が参入
平成29年度7月6日 高浜原発稼働で電気料金値下げを発表
平成29年度7月14日 電気料金の値下げを発表
平成30年度5月28日 大飯原発稼働で電気料金値下げを発表
平成30年度5月31日 電気料金の値下げを発表

これを見ると、関西電力のプランに大阪ガスが対抗しているって気もしますね。

しかし、制度上しょうがなかったとは言え、関西電力は電量自由化のおかげで大阪ガスにかなりの顧客を奪われてはいるのですが。

ちなみに東京電力関連会社である東京電力エナジーパートナーも関西電力圏内の電気料金を値下げする方向で検討に入ったとのこと。

消費者にとってはありがたい限りですが、関西電力自体は難しい舵取りが続きそうですね。

【電気料金速報】7月は大手6社が値上げ‼8月以降も…

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】7月は大手6社が値上げ‼8月以降も…

4月でも暖かい日が結構あったような気がしますが、ここ最近は30度を超える日もある始末。

ほんと、春や秋の期間が年々短くなっているような気がしますね。

その分、エアコンを稼働する時間も増えているわが家ですが、今月も光熱費は少しづつ値上げの模様ですね。

 

7月は電力大手6社で値上げに

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

大手電力会社が、ことし7月の電気料金を発表し、10社のうち6社が値上げすることになりました。

天然ガスや石炭の輸入価格が上昇したことが理由です。

※出典:NHK WEB NEWS 
7月の電気料金 大手6社が値上げ

 

正直、今月も10社全てが値上げかな?と思っていたのですが。

 

7月の電気代の値上げ幅は?

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2018年7月 電気代の値下げ幅】
●北海道電力:-7円(値下げ)
●東北電力:13円(値上げ)
●東京電力:10円(値上げ)
●北陸電力:0円
●中部電力:18円(値上げ)
●関西電力:226円(値下げ)
●四国電力:5円(値上げ)
●中国電力:5円(値上げ)
●九州電力:7円(値上げ)
●沖縄電力:0円

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2018年6月 電気代の値下げ幅】
●北海道電力:4円(値上げ)
●東北電力:21円(値上げ)
●東京電力:42円(値上げ)
●北陸電力:3円(値上げ)
●中部電力:49円(値上げ)
●関西電力:31円(値上げ)
●四国電力:5円(値上げ)
●中国電力:13円(値上げ)
●九州電力:18円(値上げ)
●沖縄電力:7円(値上げ)

5月が軒並み3ケタの値上げがあり、6月と比較すると上昇幅は緩やかにはなってきていますね。

なお、関西電力が大幅に値下げされているのは原発再起動による値下げ申請があったからです。

関西電力、原発稼働により大幅値下げへ

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

今回については石炭・LNG(液化天然ガス)の調達コストが割高になっており、関西電力を除く9社において、LNG/石炭の使用頻度の高い会社はコスト増となったようです。

事実、大手ガス4社は全て値上げとなっているようです。

しかし、原油価格についても予断を許さない…というか、値上がり傾向にあります。

※今回、2018年7月分の電気料金については、2018年2月~2018年4月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

本日ニュースを見ていると、ガソリンの平均価格が3年5カ月ぶりにリッター150円台に突入。値上げは6週連続とのこと。

中東情勢が不透明なため、原油の輸出が減少するのでは?と言う観測が強まっているのが原因なのですが、この状況はまだ続きそうな気配。

電力需要が増える8月、あまり良い報告は出来なさそうですね…

関西電力、原発稼働により大幅値下げへ

原発の写真

【電気代速報】関西電力、原発稼働により大幅値下げへ
本当に久しぶりの値下げについてのニュースですね。

この記事でもお伝えした大浜原発再稼働による電気料金の値下げについてですが、本日関西電力の岩根茂樹社長が経済産業省を訪れ、電気料金の値下げを届け出ました。

●大浜原発について、以前記事はこちら

関西電力、大浜原発稼働により電気代値下げへ

 

67月は電力大手6社で値上げに

NHKのWEBサイトに、以下のような記事が掲載されていました。

関西電力は、電気料金をことし7月から平均で5%余り値下げすることを28日、国に届け出ました。

福井県にある大飯原子力発電所の再稼働によって、発電コストの削減が図れるためとしています。

※出典:NHK WEB NEWS
関西電力 電気料金 7月から平均5%余値下げ

毎月お伝えしている電気代速報でも、一月で5%も価格が増減する事は稀です。

結構バカにならない数値ですね。

 

具体的な値下時期と値下げ額は?

値下の開始日は7月1日より。平均で値下げ幅は5.36%となるようです。

これは平均的な電気使用量の家庭で226円ほど。

電気需要の増える夏に向かう今、関西電力を契約されている方にはかなり嬉しいニュースですね。

 

今のところ、大浜原発は再稼働後安定して稼働しているようですが、原油やLNG等の燃料は相変わらずの上昇傾向。

今回値下げした料金が、数ヵ月後には元に戻った…と言った事が無ければいいのですが。

【電気料金速報】またまた値上げ‼!6月も家計に厳しい月に

電気代UPに悩む女性

【電気料金速報】またまた値上げ‼!6月も家計に厳しい月に

もう4月も折り返しを超えていますが、三寒四温といった気候が続いていますね。

ちなみに大阪市の場合、4月上旬に最高25度近辺の日が続いたと思ったら、急に最高14度に。

昨日・今日と平年並みですが、先の終末は最高気温が26度と一気に夏日。

暑がりの私としては、そろそろエアコンの電源に手が伸びそうな勢いなのですが…

今回のニュースを聞くと、エアコンを使用するのを少しためらっちゃますね。

 

6月もまたまた電力大手10社全て値上げに

先日、以下のようなニュースが報道各社より伝えられました。

電力大手10社が6月の電気料金を、前月に比べて標準家庭で5~50円程度引き上げる見通しであることが18日、分かった。

火力発電の燃料となる原油や液化天然ガス(LNG)の価格上昇を反映させる。10社すべてが値上げするのは4カ月連続。

※出典:時事通信 6月電気料金、全社上げ=燃料高で4カ月連続-電力大手

 

先月は「そろそろ高止まりかな?」なんて発言をしていたわけですが。

すみません、読みが甘かったようです…

 

6月の電気代の値上げ幅は?

かれこれ4ヶ月連続になるそうですが、今回「も」大手10社すべてが値上げになります。

では各社の値上げ幅一覧を見て見ましょう。

 

【2018年6月 電気代の値下げ幅】
●北海道電力:4円(値上げ)
●東北電力:21円(値上げ)
●東京電力:42円(値上げ)
●北陸電力:3円(値上げ)
●中部電力:49円(値上げ)
●関西電力:31円(値上げ)
●四国電力:5円(値上げ)
●中国電力:13円(値上げ)
●九州電力:18円(値上げ)
●沖縄電力:7円(値上げ)

 

ちなみに、先月の上昇幅はと言うと…

 

【2018年5月 電気代の値下げ幅】
●北海道電力:104円(値上げ)
●東北電力:115円(値上げ)
●東京電力:133円(値上げ)
●北陸電力:89円(値上げ)
●中部電力:115円(値上げ)
●関西電力:105円(値上げ)
●四国電力:99円(値上げ)
●中国電力:112円(値上げ)
●九州電力:100円(値上げ)
●沖縄電力:108円(値上げ)

「またですか?」って感じですね…

ちなみに都市ガス大手4社も約30円ほどの値上げのようです。

 

今回の燃料費調整制度の推移は?

電力各社の燃料調節費の報告を見て見ると、原油・LNG(液化天然ガス)の調達コストが高くなっているのが原因のようです。

よくよく考えて見ると、1月の為替相場は120円/$ほど。ここ最近と比較し5円は差があるのですから値上げは当然といえば当然なのかもしれません…

※今回、2018年6月分の電気料金については、2018年1月~2018年3月の間に調達した原料のコストが電気料金に反映されます。

 

1月を境に円高傾向に振れてるので、来月は少しは下がるか横ばいだと思うんですけどね…

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